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ラリーキルトをご存じですか?
ラリーは繋げるという意味があると思いますが、
インドの手仕事で、古い布をはぎ合わせて、細かい並縫いでステッチしたキルトです。
細かな並縫い=刺し子をしているものをKantha(カンタ)というので、カンタキルト(カンタ刺繍)とも言うようです。
メインブログでも部屋の模様替えの様子を投稿しましたが、
今このキルトにめちゃめちゃはまっています。
こんな風に、ソファーカバーにしたり、
タペストリー風に飾ったりする以外に
クッションカバーもカンタに変更。
端切れを購入して、家のあちこちで利用しています。
最初に購入したのは、ビンテージのカンタです。
インスタで見つけてDMを送って購入しました。
はじめ、2枚購入し1週かもせずに更に2枚追加購入するというはまり様。
でも使ってみて思ったことがあります。
ビンテージのカンタキルトは、いわゆる中古品(インドの家庭で実際に何年も使用されていたもの)で、
当然ながら、生地やステッチにほつれや裂けがある、結構デリケートなお品なのです。
私のように、ソファーで寝ちゃうというような荒めな扱いには向かないアイテム。
そこで、生地はビンテージだけど、新たに制作されたカンタを見つけました。
お値段はビンテージより高いのですが、丈夫なので、少々乱暴に扱っても大丈夫そうです
ラリーキルトは繋ぎ合わせる生地がまちまちで同じものが一つもありません。
そこが一番の魅力です
カンタ愛を語ってしまいましたが、
こうなると作ってみたくなるのが私です
といっても、サリーの古生地は簡単には手に入りませんし、インドの手仕事を真似ることもできません
そこは私流
まず、表生地は、使わなくなって捨てようと思ってたクッションカバーを用意。
本物のカンタはサリーの生地を何枚も重ね合わせて作られていますが、それも無理なので、中生地はTシャツや、カットソーなど、着なくなった服でもよさそうです。
最後に裏生地として捨て布などを使います。
今回カンタをするのに、SashikoⅡを使用することに。
Sashikoミシンで縫うと、裏のステッチは全部繋がってしまうので、カンタキルトのように裏も表も並縫いとはなりません。
なので、裏を捨て布にしたのはそういう理由です。
袋状に仕立てる場合などは気に入った生地を裏に合わせて作ればいいと思うのですが、
そこは仕方ありません。
この自作カンタの作り方は簡単。
捨て布を土台にして、そこに、中生地を置き、さらに表生地を置いたらそのままSashikoⅡで縫うだけです。
色違いの生地があったので剥合わせます。
生地がずれないようにピンで固定しておけばOK
自家製カンタキルトは、バスマットの代わりになる予定です。