ご訪問ありがとうございます♪
さて、刺繍データの作成を頼まれることがあるのですが、時々、実際に刺繍された作品をサンプルとして同じデザインでデータを作って欲しいというご依頼があります。
ご依頼を受けるかどうかの判断は
その刺繍デザインをサンプルにして、色や形が同じならいいのか、
仕上がりが同じものが欲しいのか
それによってお受けできるかどうかが変わってきます。
もし同じものが作りたいとなるとお断りする事もあります。
ここで、そもそもコピーはダメでしょう、という突っ込み無しでお願いします😅
技術的に出来るか出来ないかという事では出来ないので、お断りせざるを得ません。
というのは刺繍データは作る人の意思が大きく反映されているので、別人の私が全く同じデータを作る事は出来ないからです。
まず、アプリケーションソフトの違いがあります。
同じ「たたみ縫い」でも、ソフトによってデフォルトの設定が違いますし、ソフトのクセもあります。
オートで作ってるデータかマニュアルで作ってるかでも変わってきます。糸密度や下縫いの入れ方でも違ってきます。
次に刺繍してる機械でも変わります。
使う糸の種類や安定紙、糸調子でも違ってきます。
様々な環境の違いを同じにしない限り同じものは作れない。
つまり、完成された刺繍作品と同じものを作るのは不可能という事になります。
でも、ご依頼者様の希望に出来るだけ近づけたいと思うので、動画でお手持ちの作品を見せて頂けるようにお願いしたり、刺繍する機械、使う糸や安定紙の種類をお尋ねして、どこまで再現できるか試行錯誤します。
その上で全く同じものにはならない事をご了承頂いて制作に取り掛かります。
最近は業務用の刺繍機を購入される方も増えてて、
販売されてるアップリケやワッペンと同じようなものを作りたいと思う方も多いようですが、
そう言った工業製品を、家庭で導入出来る業務用刺繍機で作るのは、不可能に近いくらい難しいという事を知って欲しいなーと思ってる今日この頃です。
刺繍作品から再現したデータ

