今日は日本語の理不尽と戦う
うちの生徒たちの武勇伝をお送りします。
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【ケース1】
ドイツ人のPさんと、
旅行について話していた。
私 「Pさんは子供の頃どこに旅行に行きましたか?」
Pさん 「あー、オーランドが近いので、
よく家族と一緒にオーランドに行きマシタ。」
私 「オーランド?あぁ、オランダ(Holland)ですか?」
Pさん 「そうです!そして、時々ポランダにも行きマシタ。」
私 「ポーランド(Poland)ですか?」
Pさん 「・・・・・・。先生、
"land"をランダと読むか、ランドと読むか、
日本人で話し合って
統一してもらえマセンか?」
誠に申し訳ございません。
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【ケース2】
日本語上級Dさんの課題をチェックしていた。
私 「Dさん?いつも作文が得意なのに
今回は書き間違いが多いですね?
テイツシユ(ティッシュ)とか、フアミリーとか・・・
どうかしましたか?」
Dさん 「あぁ、すみません先生!
手書きでは問題ないのですが、
PCで小さい文字を打つ方法が
全く分かりませんでした。」
確かにそれは教えてなかった。
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【ケース3】
これまた日本語ペラペラのアメリカ人Rさんと
パプリカ(歌)について話していた。
Rさん 「未だにどこに行ってもパプリカが聴こえませんか?」
私 「確かに、スーパーとかでまだ流してますね。
今でも子供に大人気で、
子供のパプリカ嫌いも治るらしいですよ。」
Rさん 「パプリカからあんな可愛い歌が出来るなんて
日本人の想像力はすごいですね。
でもパプリカ嫌いなんて
別に克服しなくて良いんじゃないですか?」
私 「そうですか?食べられた方が良くないですか?」
Rさん 「うーん?あまり生活に関係ないような気がしますけど・・・。
そもそもアメリカには
あまりパプリカ嫌いの子供がいません。
というかパプリカって、味ありますか?」
私 「ピーマンと似たような味だと思いますが・・・・?」
Rさん 「え?待ってくださいパプリカって、
これですよね?」
(画像引用* https://news.livedoor.com/article/detail/11568924/)
そうきたか。
(※英語でpaprikaと言えばこれ)
確かにこの粉からあの歌は
若干飛躍しすぎている感はある。