「欧州から帰って来て、逆カルチャーショックってありますか?」
という質問をされることがある。
確かに帰国当初は
時間指定の宅配便が指定時間に来ること
業者が約束の日に来ること
店員がほんの些細なことでも頭を下げて謝ってくること
電車が遅れないこと
などにいちいち動揺していた私。
しかしまぁもともと日本人であるので、
その辺のオドロキは時間と共に「当たり前」になっていき
今ではさほど違和感を覚えなくなってきた。
むしろ時々気を抜くと、
あの欧州生活が白昼夢だった気さえしてくるくらいである。
が、そんな私が、未だにどうしても違和感を覚えるものがある。
それは、キッチンの調理台の高さ。
日本人より国民の平均身長が高いドイツやイギリスでは
大抵の場合、キッチンも日本のものより結構高い。
私は身長が153㎝しかないため
日本人としても比較的小柄な方だと思うのだが、
なぜか不思議なことに
この欧州サイズのキッチンは私的にもジャストサイズだった。
それ故に日本に帰って来てキッチンに立った最初の感想は
「キッチン低っ!!!」
である。
私ですら低いと思うのだから、
背の高い女性や男性にとっては低すぎるくらいだろう。
あくまで私の中でのなんとなくのイメージなのだが
和食の料理人は背中を丸めて調理している印象が強い。
一方で西洋のレストランのシェフは
むしろふんぞり返るような姿勢であることが
絵的に多いように気がする。
日本の台所はなぜあんなに低いのだろうか。
低い方が体重を乗せて物を切りやすいということだろうか?
個人的には欧州のキッチンの方に一票である。
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そういえば西洋のキッチンは
調理台の上の壁にデカイ食器棚が取り付けられている事が多いですが
日本では食器棚は床に置く方が一般的ですね。
地震があると頭上の食器棚は凶器になるからでしょうが・・・。
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病院話の詳細を!との声が意外に多かったので、
さくっとまとめてそのうち書きます。
ちなみに明日は術後検診です。