一月の半ば頃、

Twitter上でこんなことをぼやいていた私。





実はその後この謎の物体Xが膨張を始め

それがもう邪魔で邪魔で仕方がないので

止む無く近所の診療所にかかることとなった。

私の勝手なプランでは

何かしら薬でも処方されて「はい解散」だったのだが

予想に反して

診療所の気の弱い先生が手渡したのは

『デカイ病院宛ての紹介状』

であった。



え、先生、本気ですか・・・・。



先生 「残念ですが、ここでは面倒見切れません。
大きい病院で一度検査を・・・・」



いや、先生、その検査いくらかかりますか?(真顔)



と我が家の家計に涙をこぼしたところで

物体Xが自然消滅してくれるでもなし。

もともと2月には広島の実家を訪問する予定であったので、

もうそれならばと

実家近くのデカイ病院の門戸を叩くことにした。

まぁ、悪くても数回の通院で終わるだろう・・・・・

という私の希望的観測を木っ端☆微塵にぶち壊し

ここで下された判決は

「はぁこりゃ入院して切除せんにゃいけんね」
(これは入院して切除しなくてはいけませんね)

という

これまでそこそこ健康に生きて来た人間にとっては

なかなかにスケールのデカイお話であった。


先生 「まぁ、手術自体は簡単なじゃけぇね。心配しんさんな。」

私 「それなら日帰りで何とぞご容赦を・・・・」
(※以前眼科で手術した時は当日帰してもらった)

先生 「全身麻酔じゃけ、万一のことがあったらいけんけぇねぇ・・・」


いや、全身麻酔て!!!!


私 「全身麻酔・・・・」

先生 「まぁ心配いらんよ。意識は2秒で落ちるし
医療ドラマとかでよう見るじゃろ?」

私 「ちなみに、術前術後のご飯は・・・・・?」

先生 「絶食絶飲じゃね。」



いやああああああああああああああ



痛いのは何だかんだで我慢できるが、

空腹だけはどうしても耐え難い私。

いや、こんなことでうだうだ言っていられるのも

命に別状のない能天気な身分だからなのだが、

しかしそうは言っても無理なものは無理である。

助けてドクター!!!



先生「そうは言うても、朝食で窒息死したら恥ずかしいじゃろ?」



かくして私の病院潜入生活が始まった。



++++++++++++++++



という訳でまさかの入院編スタートです(現在進行形)。

なおいろいろ病院について面白可笑しく書いていますが

あくまで

「自分の不運を笑い飛ばして自分を励まそう」

的なコンセプトですので

今これをお読みの方で真面目に入院中の方がいらしても

広い心で読み飛ばして頂けると幸いです。


もん


+++++++++++++++++


>「私と愉快な仲間たちの地球闇鍋見聞録」なんて如何でしょうか?
>一応、活動範囲を地球にとどめておきました。


>いっそ、世界中どこへ行っても通用するように、
>でっかいタイトルにするのは如何でしょう?
>「私と愉快な仲間たちの」……
>「地球縦断ぶらり旅」とか「地球横断低空飛行」とか
>「地球螺旋状皮剥き散歩」とか
>まさか月にまでは行かないでしょう(・∀・)



みなさんのお心遣いが目に沁みます・・・・・。

ちなみに、万が一月に上陸した暁には

『私と愉快な仲間たちの月で餅つき見聞録』

にしようと心に決めています。