実はちゃっかり1週間ほど前から

広島の実家に滞在中の私。

最後にここに来たのは実に4年も前であったので、

浦島太郎も良いところなのだが、

母と二人、自堕落の見本のような生活を送っている。

あまりに自堕落過ぎて

もはやここでは詳細を書き記せないレベルなのだが、

まぁ何度も言うが4年ぶりの実家である。

多少人間の屑みたいな生活をしていても

一応在宅で仕事はしているので、

そこは大目に見てほしい。


さて話は飛ぶが、ここ10年程節分と無縁であった私。

今年は珍しく実家にいるということで

1週間も前からおかんに

「ぷりっぷりの海老天入り恵方巻とおはぎ」

というメニューを申請しており、

実際今日も朝からこれを楽しみに仕事をしていたのだが、

さていざ夕食の時間になったところで

何故かおかんが若干困った顔でやって来た。


私 「どしたの?」

母 「あぁ、もん。あのね、ちょっとさ、困ったことが・・・」

私 「何かあった?」

母 「あのさ、節分って今日だったん?お母さん知らんかったわ!」

私 「は?1週間も前から献立を考えてたのに?」

母 「だって節分って毎年2月4日でしょ!!」


いや、大抵の年は3日やん・・・・・。


そもそも今日の午前中二人でだらだらテレビを見ている間

3回くらいは情報番組で

「今日は節分ですね!」

的な話題が出てきたと思うのだが、

果たして一体うちの母は何を見ていたのだろうか。


・・・・という経緯により

筋金入りの食いしん坊一族であるにも関わらず

節分に恵方巻を用意しそびれるという

大失態を演じた我々。

せめてそれらしい物を食べよう・・・

と最後の悪あがきで用意したおにぎり

二人黙々と北北西を睨みながら頬張る姿は

シュール以外の何物でもなかったが、

まぁこんなものは気持ちの問題なのである。



ちなみにその後、豆まきでは

まぁ・・・同じマメ科だから良いんじゃね・・・・?

というアバウトさの元

ばぁばからもらったコーヒー豆の菓子(?)

あとから片付けるのが面倒だから

という理由で、

個包装のまま、自分の足元に撒いたのだが、

まぁ、これはこれで記憶に残る節分となった。