先日友人(ドイツ人)とお茶をしていた時に

 

ドイツの学校の校則の緩さが話題に上がった。

 

地域差・学校差は恐らくあるのだろうが、

 

ドイツの学校は基本的に服装自由。

 

アクセサリー類をつけてこようが、ビーサンで登校しようが

 

いっそ化粧をして来ようが全く問題はないらしい。

(まぁ流石に小学生に化粧を許す親は少ないそうだが)

 

ドイツの教師は基本的にそういった風紀面にはノータッチ。

 

明らかに学校に適さないような身なりの子供がいても

 

それを正すのは学校ではなく家庭、という考えである。

 

 

思い返せば、中高とかなり校則の厳しい学校だった私。

 

生徒手帳には

 

髪を結ぶゴムは黒、茶、こげ茶、グレー、赤茶のみ

 

髪を止めるピンは同色で長さ○○センチ以内

 

前髪は眉毛の下○○ミリまで、などなど

 

一体どこの暇人がこんな校則を考えたんだ

 

としか言えないような不思議な決まり事が並び

 

あれが駄目これが駄目と何もかもが禁止されていた。

 

中でも一番イラッとしたのは

 

「学校への腕時計持ち込み禁止」

 

というルール。

 

広島県のドがつく田舎に位置していた我が母校には

 

その辺の野山から大勢の生徒が草根をかき分け通っていたのだが

 

彼らの半分以上はバス通学。

 

ド田舎ゆえにバスなど1時間に2、3本しか来ないのだが

 

現在時刻も分からないまま

 

ただただいつ来るとも知れぬバスを待つ生徒の群れを見て

 

いやいや、おかしいやろ、何の修行や

 

と声を上げてくれる教師が一人もいなかったことは

 

今思い返してもなかなか残念である。

 

 

 

校則のゆるい学校、ちょっと憧れる。

 

 

 

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