最近、家の中を整理し始めたグラニーとグランパ。
二人ともまだまだ全然ご健在なのだが
なんとなく
「そろそろ私達も身の回りの整理を始めても良い時期に来ている」
と言う発想に至ったらしい。
まぁ確かに、大豪邸なのにおよそ7割が収納スペースと化している我が家。
これを全て整理するには10年はかかるだろうから
今から始めて早すぎるということもないのかもしれない。
さて、先日自分の両親の遺品を整理していたグラニーが
「ちょっと、見て見て、これ!」
と何やら大興奮で大きな箱を二つ抱えてやってきた。
それぞれの箱を覗いてみると
中にはどちらも封筒やポストカードがぎっしり詰まっている。
なんとこれ
片方がグラニーのお母様からお父様へ
もう片方がお父様からお母様へ宛てた
大量のラブレターだった。
自分の両親が送りあった凄まじい量のラブレターを前に
大爆笑のグラニーと反応に困る私。
早速グラニーがお父様からの手紙を一枚開けて読んでみた。
『こんにちは。休暇を楽しんでいるかい?
こっちは君が旅行に行ってから、毎日雨が降っています。
きっと君が休暇から戻るまでこの雨は降り続くことだろうね。
君は僕の太陽だから。』
お父さんめっちゃロマンチストーーーーー!!!!!
結局この一枚だけで予想以上にお腹いっぱいになったのか
「残りは見なかったことにして戻しておきましょう」
と再び屋根裏に仕舞ってしまったグラニー。
よもやグラニーのご両親も
今さら自分の娘に恥ずかしい過去を暴かれるとは思ってもみなかったに違いない。
自分が死ぬ時は子孫に見られて恥ずかしい物は全て焼き払おう。
そう心に決めた私であった。