先日の萩原朔太郎音楽祭には、ゴンドラマンドリンオーケストラといって、普段は各地でそれぞれプロとして活躍されている方々が、音楽祭の為に一同集結して合奏するという、臨時的な?オケも参加していました。


そのメンバーの中には、元川口門下生も数人含まれていて、その方々を含めた数人で夜遅くまで飲んだり食べたり…もちろん音楽談義も音符

楽しかった~!

普段なかなか話す機会のないプロ奏者との話は、とても貴重だし、中には初めて話す人(こちらは、名前だけ知ってる)とも本音を語り合えて、それはそれは楽しいひとときでした。


その中に一人、プロではないけれど…。

とある先生の門下生の方が仲間に入ってきました。

彼の師事している先生の名前は伏せておきますが、いわゆる『アウェー』という立場です。

独特なメソッド(←分かる人には分かるねあせる)で知られる彼の先生の奏法は、その門下生以外の者にとっては、なかなか理解し難いものもあり…。

でもそういう私達の中に、あえて入ってきて『自分は○○先生の門下ですが、今日は他の(門下生以外の)方々と話してみたいと思って来ました』と言っていました。


これはなかなか出来ることじゃないんですよ!


同じ楽器を弾いていたって、奏法や音楽の捉え方、楽器に対するこだわりや考え方っていうのは、先生に師事しているほど、その流儀を徹底的に教え込まれている。

半分、宗教みたいなものです(笑)。

だから、それ以外の考え方は、どうしても拒否したくなっちゃうし、耳に入れたくない。

そして自分の信じている先生や奏法を悪く言われたら、誰だって良い気はしません。

だけど、それを覚悟の上で私達のグループに絡んできた勇気は、素晴らしいと思います。


そういう人って『伸びる』と思うんだな。

あえて違う意見を聞いてみて、なるほど~って思えば参考にする…。やっぱり自分のやり方のほうが良いと思えば、それを続行する。


そういう確認というのは、自分を知る上で大切なことだから。

逆に『止まる』人。

これは、もう自分の力の限界まで挑戦しないで、その前で適当な理由を付けて諦めてしまう人。


わたしも気をつけなきゃいけない、お年頃になってきましたが(笑)、もう新しいことに挑戦したり、別な方向から考えたりすることが、面倒くさい…とか、プライドを傷つけたくないから…見ない。


この姿勢は、完全に止まってます。いや、自分で自分の成長を止めてます(笑)。

実年齢が若くても、こういう人、います。もう満足しちゃっているんだろうな。もったいない!


これからも音楽性を成長させていきたいと思っている人は、ぜひ、耳の痛い意見や正反対の考え方にも耳を傾けて欲しいです。


そこから自分自身のオリジナリティも確立されていくかもしれませんよ。