スポーツ等もそうだと思いますが、演奏の上達においてもライバルの存在って重要です。


私がマンドリンを始めたきっかけは、部活動でしたが、指導してくれたのは、やはり先輩でした。3年生とマンツーマンで、ピッキング、音階、教則本、トレモロ、簡単な曲。段階を踏んでいくわけですが、次のステップにいくには先輩の承認が必要です。


同じ時期から始めても、個人差が出てきます。そうなると少しでも人より先に進みたいのが心情。互いに競争意識を持ちながら練習する。


秋になると文化祭やコンクールに出る為に本格的な合奏が始まり、基本的には2~3年生が出るんですが、1年生も3人くらい出られるチャンスがありました。


当時、マンドリンの1年生は20人くらい。1人ずつ先輩方の前で弾かされるんです。


いやあ、緊張しましたあせる上級生との舞台は憧れるし、ステータスです。でも、この難関をクリアしなければならない。


ガチガチになりながらテストを受け、その結果3人の枠に入れたんです。これは嬉しかった。


パート練習でも、教則本の技巧練習をみんなで弾いて、ミスタッチしてしまったら、そこで止めなければならない。最後まで弾けた人は…やっぱり嬉しいですよね。


その最後の人になるべく、必死に練習するんです。朝練、放課後練はもちろん、昼休みも練習したっけ。


オデル教則本の1巻は、今でも暗譜で弾けるほどです。


それもこれも、同期入部したライバル達に負けたくないという一心でした。


当時の同期たちとは、数人ですが、今でも時々会います。マンドリンを続けているのは、私だけですが、今の私があるのもライバルだった友人のお蔭です。


感謝です音符