画像ロボットに人間の脳を移植し永遠に意識を保つ「アバター計画」進む…ロシア |   EMA THE FROG

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    roukodama blog

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1700243.html



攻殻機動隊の義体化がついに実現するのかとおもいきや、
どうやらそれ以上の話(を目指す)みたいで。おもしろいおもしろい。

個人的にもここ50年のうちに(いや、もっと短い間に)、
人間は「肉体」を必要としなくなると思ってます。

今もその徴候はあるよね。何でもネットで買えるし、
誰とも会わなくても仕事ができちゃったりするし。

だか洋服買わずにアバターに金払うようになったりする。
そのうち性別とかもどうでもよくなりそう。
「でも、子孫は残さないといけないじゃん」とか言ってるああた、
今後はそこすら分かんないよ。
子孫じゃなくオンラインに「データ」が残ればいいのかもよ。

ということでこういう話は嫌でもワクワクしちゃうタイプですが、
このスレの中に気になるコピペを見つけました。



老人『本当にこれで若返れるのか?』

男『えぇ。我社の開発したこの機械はあなたの細胞から全盛期だった若い体を生成し、 あなたの今の記憶を入れることで記憶はそのままに体だけは若返ることができます。』  

老人『そうか…。お願いするよ』  

そして老人はベッドに寝かせられシートが被せられた。  

それから数時間。  

老人(遅いなぁ…いつになったら始まるんだ?)  

男『お待たせしました』  

若い男『ありがとうございます。 こんなに上手くいくとは…ところでこの古い体はどうするんですか?』  

男『こちらで処分いたしますよ。 またのご利用お待ちしております。』  

そう言うと男はベッドを焼却施設まで運んで行った。  

老人(おぉ。 前の誰かは若返りに成功したようだな。 それにしてもやっと俺の順番か…)  

若い男『ありがとうございます』





秀逸ですね。シンプルかつブラック。


でも実際、これは非常に重要な問題。
意識のコピーはできると思うんです。
でも問題は、「オリジナルが残る」っていうこと。
もっと言えば、「オリジナルが残ってしまうということ。

「どこでもドア」の思考実験にも通じる話だけど、
自分が「オリジナル側」にしかなり得ないから妙な気分になる。



http://www.h5.dion.ne.jp/~terun/doc/sikou2.html




今回の話はコピーではなく「移植」、
つまりPCで言えばカット&ペーストに当たるのかな。
でも文中、

「人間の意識の「ホスト」に なれるホログラム・タイプのボディ」

とか言ってるし。うーん。

突き詰めてくと、「自分とは何か」ってことなんだよね。
自分と全く同じ記憶と、全く同じ容姿を持っている別人、
彼は自分なのかどうなのかみたいな。

何にしても、僕はこういうの好きです。
どんどん研究すればいいと思う。




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