【重要★★★】
こんにちは。
人付き合い改善
心理カウンセラー
愛希 仁(えまれじん)です。
 

新型コロナウイルスの脅威はすごいですね。
私のいる地方でも数名の感染が確認されてます。
早くコロナが消えてほしいです。
 
 

さて今日は、大学生の娘さんを抱えるお母さんから頂きましたお悩みです。



大学1年生の冬休みが明けてから大学を休み始めた長女さん(のりちゃん)。



現在は一人暮らしの部屋に引きこもり状態になっている。その理由は大学生活の「理想」と「現実」が違ったため。
 
 
 
のりちゃんは、一浪して念願の大学に一入学したが、現在大学を辞めたいという思いが強くなってきている。



大学では新しいお友達もできておらず、学校に行っても自分の居場所がない状態だという。



この状態を心配した大学の先生から、愛希のカウンセリングに行ってみるよう勧められてお母さんと一緒にやって来ました。
 
 
愛希:のりちゃん、はじめまして。ここまで来るの遠かったでしょ?



のりちゃん、今日は初回ですので心理療法についてご説明させて頂きますね。



これからどのようにカウンセリングを進めていくのかについても説明していきます。
 


のりちゃん:はい。よろしくお願いします。
 


愛希:まず、のりちゃん心理療法がどんな療法で、どのように進めていくかご存知ですか?
 



のりちゃん:いいえ。心理療法という言葉すら初めて聞きました。

 
 

愛希:ですよね、わかりました。では心理療法についてご説明していきますね。



分かりやすくお伝えするために簡単なワークをやってみましょう。
 


 
まず考え方がのりちゃんの感情にどんな影響を与えるのか、考えてみますね。




最近、どんな時に苦しい思い。悲しい思いをしたか思い出せますか? 

 


のりちゃん:月曜日の朝ですね。今日も大学には行かないって決めたのに、なんだか不安で苦しくなりました。



みんな楽しそうなのに、私だけなじめない。大学に行けないなんて最低だ。と考えました。
 
 


愛希:自分だけなじめない。大学に行けないなんて最低と考えたんですね。
のりちゃんの思考モデルが見えてきました。



つまり、月曜日の朝、みんな楽しそうなのに私ど楽しめない、私だけなじめない。
 

 

大学に行けないなんて最低だと考え、その結果不安になって苦しくなった。



のりちゃんの考え方が、感じ方に影響を与え、心を苦しくさせたんですね。
 



心理療法は、のりちゃんに辛い思いをさせる考え方を把握していきます。




そして、その考え方について話し合い、その考えが妥当であるかを一緒に考えていきますね。
 


だいたい、その考えは完全に妥当だとは言えないものですから安心してください。



その妥当だとは言えない考え方を「考えて」いく中で、のりちゃんはご自分の考え方を変化させる方法を自然と身につけていきます。
 


これが愛希の心理療法です。
 


ほかに何か質問はありませんか?
 

 

のりちゃん:いいえ。正直ここに来いと先生言われた時はかなりショックでした。
なんでカウンセリングを受けるなんて・・・



自分は病気持ちなんだなぁ、ってまた悪い方向に考えちゃいました。
 

 
ここに来る前は、ここで何をするのかとても不安でした。
 
 


でも何をするのかがよくわかりました。安心しました。
自分の考えていることを全部出して、自分を変えたいです。是非、進めてください。
 


 
という感じで、今の見えない悩みについて話し合いを決めていきます。




ちなみにこの方は今は学校休むことは一切なくなり、資格取得試験に向かって猛勉強中だそうです。3年後の試験が楽しみです。