京都・祇園の弥栄会館内に
ギオンコーナーという場所があります。


どんな所かといいますと
約50分で

茶道、華道、箏(3つ同時進行)
雅楽
狂言
京舞
文楽(春~秋のみ上演)

を見る事ができる
「それ詰め込みすぎじゃね?」
と思ってしまう劇場です。

お客さんは外国の方ばかりです。
日本人には知られざるスポット的な。


サクッと内容を紹介すると、

茶道をやりつつ

華道と箏が行われ
(ここまでで10分)

完成した生け花をチラ見して

雅楽を聞き(10分)

日本語が分からなくても楽しめる
狂言を見て(10分)

舞妓さんの京舞を見る(10分)



冬は文楽がお休みなので
この日は40分で終了。

文楽の代わりに
出口で舞妓さんと写真撮影ができます。



実際に行ってみると
「40分で十分満足。
これ以上長かったら飽きる」
という感じです。

日本の伝統芸能は素晴らしいですが
現代人の娯楽になるかと言われたら
難しいものがありまして……

ギオンコーナーで10分見て
もっと見たいと思った物を
単品で見に行くというのが
伝統芸能の無難な楽しみ方だと
思います。