老犬の行動の問題生活の上で注意してあげられること

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*関節に痛みがあったり、脊椎炎があったり等、体に無理がきかなくなっているのに、小さな子犬が来て、
元気に暴れ回ったりしたらうるさく思ったりするものです。
同じように、小さな子供が無闇にちょっかいを出されるのも、苦痛となります。
無用なストレスをかけないようにしてあげましょう。
多頭飼いをされたい場合は、年齢的にも体力的にも新しい家族を迎え入れる気力のある時期に、
相性をよく考えて選択してあげましょう。


*視覚が低下してくると、前もっての予測ができにくくなり、飼い主さんはそのつもりはなくても、
いきなりに感じて、びっくりしたりすることがあります。
声をかけてあげたり、触れる時には、自分を犬が理解していることを確認してからにしてあげましょう。


*耳が遠くなってくると、「聞こえにくい」ということが、より一層、大きな音に対してびっくりしたり不安になったりさせます。
雷などへの恐怖がますます募って、ストレスになったりすることがあります。
なるべく、そういった兆候のある子は、若いうちに、必要なら専門家のアドバイスなども受けながら、
緩和していくように、努力してあげましょう。


*老犬の世話で、飼い主が側にいる時間が長くなると、その分、いない時間の不安は大きくなります。
若い内から、どこに行くのも付いてくるのをOKにしていると、より一層、一人での対応が出来ない子になってしまいます。
独立心を育てることは、とても大切です。
飼い主の絆の深さと、一人での判断能力を身につけさせることをおろそかにすることは、別だと思います。


*今までは、家族と共に生活をしていて、老犬になって排泄の問題が起きた等の理由で、
別の部屋に隔離するようなことは、しないであげましょう。
老犬は、生活の変更に対応しずらいものです。なるべく今までと変わらない生活の中で、
暮らしていける様に、洗い替えのきくマットを敷き詰めるなど、工夫をしてあげて下さい。
又、隔離ではなくても、点滴をしていたり、夜間の徘徊の防止などで、ケージにいてもらうことも必要になってくると思います。
若い内に、必ず、ケージ(ハウス)トレーニングをしてあげて、その場所が快適で安心な場所となるように慣らしてあげて下さい


*散歩は、健康の為だけではなくて、心のリフレッシュにもなり、新たな刺激は、脳の老化を防いだりもします。
体に無理のない範囲で、連れ出してあげましょう。
移動地点まで、車を利用したりして工夫をしてあげて下さい。
歩行だけではなくて、ベンチに座って、色んな風景や動きを眺めているだけでも、大きなリフレッシュになります。


*昼と夜が逆転してしまったり、過度の吠えが続いたり、飼い主さんだけの努力では、どうにもならないことや、負担が大きいことも、たくさんあると思います。
そんな時は、「病気じゃないから」等とは思わずに、信頼できる獣医師に何でも相談してみましょう。
薬物の利用や、栄養食品による補助療法、生活の工夫など、専門家の治療やアドバイスを受けることで、犬の負担だけでなく、飼い主の負担も、軽減出来たり、糸口が見つかることがあると思います。


*何でも、「老犬だから仕方ない」と思われずに、原因によっては治療出来ることもたくさんあるし、
例えば、足の痛みが軽減されれば、いらいらも減るでしょうし、歯の痛みが減れば、食欲も亢進されたり等、治療によって他の問題や苦しみも減らせる場合が多くありますので、獣医師に診察をして頂くことを心がけましょう。




動物病院で見かけたものです。

※参考資料
PROVET Vol.10 No.7 脳神経の老化-イヌの痴呆の診断基準- 内野富弥 動物エムイーリサーチセンター・他

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高齢犬トピックス
【快眠の条件】
老犬には静かにより落ち着ける寝床を用意してあげることが必要です。
ケージやクッションベッド、ソファーの上など犬が好きに寝床を選べるよう選択肢を持たせてあげることも良いです。また低体温は快眠を妨げるので室温調節などで対応してあげましょう!

【お手軽バリアフリー】
滑りやすい床材やちょっとした段差は足腰・股関節の弱くなった老犬には心配の種となります。
滑りにくいコルク床材や取り外し可能なカーペット等を使用したり、段差にはもう一段ステップを足すなどしてあげましょう。飼い主も愛犬も不安の少ない環境がいいですね!

【老犬にもお散歩を!】
犬の足腰が弱くなってきたら、なるべく負担の少ない散歩をしてあげるよう心がけましょう。
犬にとって散歩はよい気分転換となり、ボケ防止にもなります。
少し足腰が弱くなっても犬が嫌がらないようであれば、
無理の無い程度に散歩をしてあげるようにしましょう。


家族の一員として、共に年をとってきた。
ここに記する事で、気をつけて行きたいと思います。



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