
(出演者)
パク・シニャン(キム・ホンド役)、ムン・グニョン(シン・ユンボク役)
ムン・チェウォン(チョンヒャン役)、リュ・スンリョン(キム・ジョニョン役)
ペ・スビン(正祖役)、イム・ジウン(貞純王后役)
イ・ジュン(シン・ヨンボク役・ユンボクの義兄)、アン・ソクファン(シン・ハンピョン役・ユンボクの義父)
ハン・ジョンス(ソジン役・ユンボクの父)
その他
(みどころ)
歌手チョ・ソンモ(31)が、除隊後の復帰作として、主題歌を歌う。
パク・シニャンの時代劇初挑戦!!
チョ・ソンモは、2004年SBSドラマ『パリの恋人』の主題歌『君のそばへ』をヒットさせたことから、パク・シニャンとの縁がある。
『風の絵師』公式HPに初めて予告編映像がアップするや否や、韓国ではアクセスが集中、サーバーがダウンする事件が発生!
その人気の秘密は、パク・シニャンやムン・グニョンといったキャスティングのパワーであり、
歴史物でありながら、ミステリーの要素が加味されたファクション・FACTION(実在の人物や実際にあった出来事を取り上げながら、設定に脚色を加えること)推理時代劇であり、
当時の時代を反映した色どり豊かな衣装やセットもお楽しみに。
(あらすじ1)
朝鮮時代の天才画家の生涯と名画にまつわる物語
朝鮮時代の最も有名な風俗画家、キム・ホンド(金弘道)とシン・ユンボク(申潤福)!!
キム・ホンドは「書堂」や「シルム」などの躍動感あふれる風俗画だけではなく、
巨大な儀軌(宮中儀式を記録した絵)、水墨画、そして自身の老年を写実的に描いた自画像に至るまで
多彩な絵を残した、歴史上最も有名な朝鮮の画家である。
また、洗練された筆遣いで男女の愛情を描いたシン・ユンボクは、彼女を知らない人たちであっても、
その絵の印刷された絵葉書やカレンダーは必ず目にしている、現代においてよりその価値を認められる天才画家である。
ここまでが、2人について知られている事実である。
しかし、この2人には、いくつか知られていない事実がある。
2人は図画署*1で画員生活*2を共にした同時代の画家であり、2人が同じ主題で描いた絵が何枚も発見されている。
2人の天才画家のうち、キム・ホンドに関する資料は数多く発見されている反面、シン・ユンボクに関する資料は、ほとんど残っていない。
図画署(トファン)*1 :朝鮮時代、絵の業務を任された役所
画員生活*2 :絵師
キム・ホンドは、英祖、正祖、純祖、3人の王の寵愛を受け、長きに渡って権勢を誇ったが、
シン・ユンボクは“低俗な絵を描いて図画署を追われた”という風聞だけを残し、歴史から永遠に消えてしまった。
2人の活躍した18世紀は、安定した社会を基盤に、文化が最も華麗に花開いた時代だ。
自身も優れた画家であった正祖の積極的な文芸復興と、改革の風に後押しされ、前近代から近代へと移り変わるエネルギーに満ちたその時代に、“記録された者”と、“記録されなかった者”、“キム・ホンド”と“シン・ユンボク”がいた。
いったい、この2人に何があったのだろうか。シン・ユンボクに関する記録は、なぜすべて消えてしまったのだろうか。
しかし、幸いにも、彼女の記録は消えたが、絵だけは無事残っていた。
今、彼女の絵を注意深く眺めてみよう。静かに…絵の中から声が聞こえる。
このドラマは、まさに、その物語である。
絵の中に密かに隠されていた、キム・ホンドとシン・ユンボクの愛の物語。 (KNTVより抜粋)
(あらすじ2)
始まりは、キム・ホンドが「自分の弟子であり、師匠、友達、そして恋人であった人」について語る。
ユンボク(ムン・グニョン)のことである。
シン・ユンボクの肖像画を見て泣いているホンド…
回想シーンかのように、出会いからのストリーが始まる。
時は、1776年。密命により王の肖像画を描いていた元老画員の謎の死を遂げる。
10年の時を経て…
ホンドは10年前に亡くなった友人ソジンの妻と娘の痕跡を捜し回る。
両親が殺された記憶が曖昧のまま、女ながら男として、シン・ハンピョンの養子となり、
ヨンボクと兄弟として、図画署の画員になるために修行中!!
友人と父は、同一人物だが、それは後になって分かることである。
図画署の生徒として、街中で自由に絵を書き競い合う。
ユンボクは、ある両班*3(ヤンバン)の家の女性を盗み見ながら描き、丁度その時部屋から出た貞純(チョンスン)王后に気付かれる。
両班*3:上級官僚、貴族的特権階級
正祖(王様)が、国の行事ととして、数日かけての雨祈願の中、お忍び中(不倫)の貞純王后が、
図画署の生徒により、絵として残った事に激怒をし、犯人探しとなる。
その犯人探しをするために、図画署を追放されたキム・ホンドが、非難をされながらも呼び戻される。
これが二人の出会いである。
ユンボクが書いたのに、義兄ヨンボクが犯人だと名乗り出る。
ここにも女と知りながら、小さい時より見守ってきたユンボクを想う一人の男が居た。
「私が犯人です。」と、ユンボクとヨンボクはかばいあうが、ヨンボクも義父も、ユンボクの才能を買っていて、才能を開花させるためにも、ヨンボクを犠牲にする。顔料を造る丹精室に追い出された。
そんな事件の中で、妓生*4(キーセン)チョンヒャンと出会う。
妓生*4:妓女(キニョ)ともいい、宴や酒の席で歌や踊りなどをして生計を立てている女性。
ヨンボクを犠牲にしてまで、絵を書けないユンボクは、自分の手を傷つけ、チョンヒャンの元に行く。
チョンヒャンは、今後もユンボクの絵の中(風俗画)に多く登場する。
女でありながらユンボクは、心から大切な女人と。女と知らずにユンボクに心寄せる一人の女が居た。
チョンヒャンは、大商人のキム・ジョニョンの妾となるが…
いろんな事件があったが、無事に図画署の画員となったユンボク。
キム・ホンドの弟子となり、お互いの違う視点から刺激し合う。
「御眞画師(王の肖像画)」も、二人で手掛ける。
陰謀が渦巻く中、「御眞画師(王の肖像画)オジンファサ」を書く二人。
陰謀により使えなくなった顔料を、ヨンボクはユンボクのために毒の煙を吸いながらも顔料を作る。
ヨンボクはユンボクのために命をかけて顔料を作り、御眞画師(王の肖像画)は完成をする。
王と官僚たちの前で奉審(御真を品評する事を高める言葉)に参加するが、
ヨンボクの死亡で深い失意にあった。
ユンボクはその席に大臣たちが、ヨンボクが作ってくれた色に対して問題を申し立てると怒りに満ちて
王の肖像画を裂いてしまう。
陰謀を企て大臣たちは、断罪を求めてきた。
日が変わり、破れた御眞を認めることが出来ないとそれを踏み始める
正祖(王様)は、「破れた御眞が王の肖像画ではないと言ったなら斬首刑に処されたユンボクの命を奪う必要はないではないかと」言い、ユンボクに無罪の判決を下す。
才能に理解を示す王に対し、二人は国民の生活窮状を訴えるが、それを忌み嫌う巨下らが二人を亡き者にしようと企て、結局二人は宮廷から追放されてしまう。
しかし王は、同時に10年前に描かれた王の肖像画を探し出すよう、二人に密命を出す。
徐々に親密さを増していく二人の関係。
ユンボクは、ジョニョンの元で絵を書くことになる。そこにはチョンヒャンが妾としている。
次第に、キム・ホンドの友人、シン・ユンボクの父の死の真相が明らかになっていく。
ユンボクが友人の娘であり、当然女であることも…
チョンヒャンも、同性でありながらも、怒りや戸惑いも感じながらも、心から大切な人には変わらなかった。
10年前の事件の背後にいる人達(貞純王后・各大臣・図画署最高責任者・ジョニョン)の陰謀により、今までにも苦境に立たされてきた。
ジョニョンの駆け引きにより、ユンボクにはチョンヒャンを自由に、ホンドにはユンボクを自由にと…
最後は絵師生命をかけて、キム・ホンドとシン・ユンボクは、絵師対決に挑む。
ホンドはユンボクに今回の絵師対決で必ず自分に勝てと、それがお互い生き残る方法だと言い掛ける。
勝負は引き分けとなり、勝負前に大監と引き分けだったりなにか問題が起こった時はジョニョンが、全責任をとると念書を書いていたため、ジョニョンは全財産を失う結果となってしまった。
ユンボクはチョンヒョンを自由にするために、「ここからすぐに発て」と言うのだった。
ジョニョンは、ユンボクの秘密(女)や、10年前の大絵師の殺人についての命令証の証拠を持っている。
手配中となったジョニョンは、大臣に貞純王后に助けを求めたが、逆に身の安全のために、殺されるという結末となる。
貞純王后たちに、ユンボクは女ではないか!?と知られてしまう。
殿下はホンドたちにユンボクが女だと言う事を一生隠せ!といい、ユンボクはただちに都を離れ、
ホンドは図画署に戻れ!というが、ホんどは友人の娘をひとりで行かせる訳にはいかないので、自分は全てを捨てユンボクと共に都を離れると言うのだった。
貞純王后たちの刺客に襲われる中、ジョニョンの配下の女刺客が助け、ボンドに10年前の大絵師の殺人についての命令証の証拠を手渡す。
ホンドは女刺客に渡された証拠を見て、これで自分たちが助かりそうだといい、自分はこれを王に渡しにいくので、ユンボクはなにも考えずに家に戻れと言うのだった。
ユンボクはホンドに迷惑がかかるので、ユンボクはホンドに言われたことを守らず、ひとり都を発った。
ユンボクは、ボンドから去っていった。(始めの場面に戻るのだった。)
「自分の弟子であり、師匠、友達、そして恋人であった人」
長くなりました。抜粋してのストリーでした。
(あとがき)
ムン・グニョンは美しくもはかない女性の演技が評価され、韓国3大放送局のひとつであるSBSにて年間に放映されたドラマの中で、最も優秀な俳優が選ばれる、08年SBS演芸大賞を受賞しました。
絵から飛び出してくるかのように、美しく上品に描かれており、映像描写の美しさは、ファン・ジニを思い起こすほどでした。
女人禁制の図画署。女であるがゆえに、歴史の中の記録は無かったのか!?
でも絵が残るほど、才能あふれた人だったんですね。
最後にホンドから去るのも、一つの愛だったのでしょうか…
風の歌 - チョ・ソンモ (「風の絵師」主題曲) 美しく感動的な曲です。
http://www.youtube.com/watch?v=EDB5wM6Md70
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