さて7月のDele C1試験に向けて、試行錯誤をしております。しかしながら、言語に関しては数ヶ月で急に上手くなると言うより、毎日の積み重ねが1番大切になります。
スペイン生活していても、母国語や英語が楽だからと現地のスペイン語話者と交流せずに毎日過ごしてしまう語学力が向上する事はありません。
その逆もしかりで、海外生活していなくても毎日語学に触れる機会(主に聴く機会)を自分で設けると、驚く間に成長します。
人間は耳から得た情報を忘れにくいんです。
さて、C1の試験勉強の為に前回受験したB1とB2の試験結果を分析してみよう。
①2021年 B1の試験結果です。
中級 (スペイン生活1年半後)
(分析)
リーディング : 18.33点(73%)
ライティング : 24.38点 (97%)
リスニング : 15.83点 (63%)
スピーキング: 17.29点 (69%)
全体点: 75 23% (合格 60%以上)
1番良かったのは、自分の知っている言葉をゆっくり考えて書けるライティング(筆記)でした。
②2022年B2の試験結果です。
中上級(スペイン生活2年半後)
(分析)
リーディング 16.67点(66%)
ライティング 14.48点 (57%)
リスニング 17.50点(70%)
スピーキング 22.88(91%)
全体点: 71.53% (合格 60%以上)
なんとスペイン生活を始めて1年半後に受験したB1より、2年半後に受験したB2のスピーキング力が69%→91%(22%⇑)に上がりました。逆に、ライティング力が97%から57%(40%⇣)に下がりました。
つまり、テストのアカデミック(学問的な)な表現による文章力が足りないのと、正しい文法知識が毎日普通に生活しているだけでは足りないんです。
しかしながら、スピーキングとライティングに関しては、自分の知っている知識である程度コントロールできる分野だから、リスニングやリーディングと違い外部からの影響が少ない。だから、試験勉強として実は1番勉強しなければいけないのは、ライティングだと分かります。ライティングが頭の中で正しい文を作れると言う事は、時間がかかるが正しく話せると言うことにも繋がります。