8月24日は、恩師である原先生の命日だった。
44歳という若さで突然旅立ってしまった先生。
お仕事がひと段落した8月中旬に、楽しみにされていた講習会に参加する為、熊本へ。
講習会も終わり、翌日はレンタカーを借り熊本旅行を楽しむ予定だったその日の朝、宿泊先の部屋で倒れているのを発見された。
先生はとにかく人望が厚く、いつも周りには沢山の人が居て、
その日も数時間前まで、講習会に参加されていた方達と遅くまで色々な話をしていたそう。
数時間早かったら、先生は確実に助かっていたと思う。
あんなに沢山の人達がいつも近くに居た先生なのに、何故よりによって一人の時に・・・と
悔しかった。
倒れた日の朝、何年も1日も休まず投稿されていたブログをいつもの様に更新されていて、
本当に、先生ご自身にとっても突然だったのだと思い知らされる。
数年前、生徒さんが購入したマウスピースが、原先生が生前に選定されていた物で、お店の人に
「原さんは亡くなっているんで、貴重ですよ!」と言われたと言っていて、
先生の死をセールストークに使うなんて、そんな楽器屋は(以下略)
と、思った。
先生のファーストアルバムから大好きなテナーの1曲を。