今回は子どもが凶悪事件を起こす時その裏には何があるのかと言うお話です。
子どもとは10代、場合によってはシングルエイジの若い子です。
たまにニュースで流れてくる子どもが起こす凶悪事件。成績が良かったり進学校に通っていたりする場合が多いのですが、他人から見るとなぜこの子が?と言いたくなるような子ども達が殺人などの凶悪事件を起こすことがあります。
真面目で頭の良い子ども達がなぜ凶悪な事件を引き起こすのか。
そこに辿り着く過程には親の存在が大きく影響しています。
こういった場合多くは親が子どもを自分の身代わりや分身のように思っています。
若い頃自分が成し得なかった事を子どもにやらせたいと身代わりにしているか、自分ができたのだから子どもも同じようにできるはずと自分の分身と思い込んでいるのです。
結局親は自分の子どもを一人の人間として見る事はありません。
親の願望を押し付けられ操り人形にされている子ども達に自分の意思で決定する権利はありません。
教育虐待なんて言葉もありますが、それがどんなに苦しいことか親にはわからないのでしょう。
24時間365日そんな生活が続いていけば子どもの心はどんどん疲弊していきます。人を思いやる心より恨みが募っていくでしょう。
そして中学生の頃には悪魔憑きになってしまうのです。
もちろんその親もグループソウルの連帯責任で悪魔憑きになります。
子ども達が限界を迎えた時、その矛先がどこへ向かうかは人によります。
親殺しをする場合もありますし、無差別殺人をする場合もあります。
親殺しの場合は正に自業自得なのですが、もし無差別殺人だった場合親はどうするでしょうか。
一緒に罪を償い一からやり直そうと支えたりはしないでしょう。
事件を起こした後はそんな子は自分の子ではないと平気で縁を切る。何よりも自分のプライドを優先する人たちであり子どもはそのプライドを維持する道具に過ぎなかったのです。
子どもにしても親にしても一度悪魔に取り憑かれてしまえば決して取り払う事はできません。
魂を消滅させたり、多くの人を傷つけないためにもそういった子を生み出さないようにしていかなければなりません。
子どもは決して親のおもちゃではなく一人の人間であるということを全ての人が理解する必要があるのです。