この家は、誰の家…? | 過去、現在、みらい。

過去、現在、みらい。

こころのこと、子どもたちのこと、私のこと。

 

 

 

昨日は久しぶりに

自分のための休みの日を作ってみた。

 

 

って言ってもやりたかったことは部屋の掃除にっこり

 

 

最初は重たい腰も上げてしまえばどうってことなくて。

 

 

 

 

 

あっという間にお昼の時間を過ぎていた。

 


三日もしたら元に戻るんだろなぁ

 




 

私、理想の家や部屋像ってのがないんです。

 

 

可愛いナチュラルな感じの部屋が良い、とか

 

 

モダンな雰囲気の部屋が良い、とか

 

 

そういうの、ない。

 

 

正確にはあるんだけど、

どうカタチにしたら良いのかが分からないんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

数年前に新築のおうちに行ったら

 

 

家の中の世界観があまりにもしっかりしていてびっくりしたのが記憶にあって。

 

 

え、これが普通なの…?と

 

 

カルチャーショックを受けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あと、そうだなぁ。

 

 

「私はなんの世界観もないんだぁ」っていう

 

 

ちょっと悲しい気持ちもあったりして。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

高校生くらいまで自分の部屋がなくて

 

 

家の中は”既にあるもの”で完成させられていて。

 

 

私が欲しいな、と思うものを迎え入れる隙間はなかったし

 

 

 

 

 

与えられた部屋にはカビが根付き、

 

 

壁がボロボロに崩れ落ちた部屋でした無気力

 




 

 

私が叶えたかった世界を

 

 

その家に創ることは出来なかった。

 

 




 

結婚して少しした頃

家族は新しい家に引っ越しましたが

 

 

私も既に嫁いだ身だから「私の部屋」というものは

 

 

完全に実家からはなくなりました。

 

 

あの家に私は確かに存在はしていたのですが

 

 

そこに私の世界を創ることは

やっぱり出来なかったのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私の家は今住んでいる家。

 

 

夫と一緒に悩んで建てた家ですが

 

 

まだ「借り物」という意識で

 

 

自分たちの拠点ではないような感じがしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

同時に親が住んでいる家より豊かになってはいけない。という縛りも

 

 

昨日は強く感じた。

 

 

親の世界観は今の家には1ミリも必要がないはずなのに。

 

 

エネルギーとしてこの家に私が引き込んでしまっている。

 

 


ほんとはこういう、

洗練された感じが堪らなく好きだ。

 



 

昨日はテレビ台の下の整頓をしました。

 

 

1メートルほどの小さなスペースに

 

 

行き場なく存在しているものたちを整理しながら

 

 

今までのこと、両親のこと、

 

 

私が叶えたい理想について

 

 

じっくり考えることが出来た時間でした。

 

 



 

 

 

 
 
 

 

 

ここでは書かない星やこころのことなどを

不定期で配信をしております。

 

サービスの募集は現在休止中です。