風邪をひいた。本当に自分が情けなくなるほど風邪をひく。今年は正月から熱を出し、それがなぜだか1ヶ月ほど尾を引いた。3月は椿屋見に行ったら翌日しっかり風邪ひいた。今回は発熱したのが藤井隆のライブの2日後。一緒に行った母も同じ症状なのでそこでもらったのかもしれない。ライブはノーマスクで行くものではない、って当たり前のことか。コロナでないことが幸いなのだが最早コロナも近年風邪扱いだしコロナじゃないウイルスこそやたらめんどくさい印象がある。正月の発熱だってコロナでもインフルでもなかったんだ。それに私は小さい頃から皆勤賞取ってきたしOLの時だって器用に土日に風邪ひいてた女だぞ。こんな私に誰がした!だれにぶつけることも出来ないこの憤りは自分にぶつけるしかなく、まったく不甲斐ない気持ちになる。



熱は半日で下がり、それから市販薬(私の常備薬ぺラック)を飲んで過ごしていたが、それでも喉の痛みがあまりにしつこかったので鏡で喉をのぞいてみると一面に白いブツブツが見えた。それでも病院に行かなかったのはかかりつけの病院がその日休みだったり、翌日も人が多く受付が終わったりしていたから。そして金曜日に職場の人と飲みに行ったもんだから私の鼻から声帯は一気に全滅した。自業自得といえよう。声が出ないので職場も1週間お休みをもらった。もう反省するしかない。私は久しぶりに声を失っています。



家族にはかなり心配されたが私が幾分余裕なのはこれが初めてではないから。私は10数年前の東京事変のライブの際、開演前に彷徨いていた港で浮雲さんと伊澤さんとばったり出くわした。お話した5分ほどの時間、たしかに私はいつもより2オクターブくらい高い声を出したし、あとその日のライブの興奮からだろうか、翌日ガッツリ喉を潰したんである。風邪をひいていた記憶もないけど、翌日大学で色んな人に風邪?酒やけ?ときかれた。私は出ない声を振り絞り、ヒソヒソ声で東京事変の人に会ったんです…と言いふらしたものだ(椎名林檎じゃないんかいと言われるまでがセット)。私ならその時の経過をブログに書いていると思ったが、そう言えば2006年の話だった。私がブログ始めたのは2009年末だから、最早記憶しか頼れない。逆に言えば私の2009年末以降のことはこのブログにほぼあるということだな。私の声が何日で戻るかちゃんと記録しておこうと思う。そしてこういう時アメブロよ永遠にと思う。私の人生の半分の記録がここにあるのだ。椎名林檎の衣装展、ギリギリ元気なうちに行けてよかった。