同じ6月うまれの幼なじみ、私が先にうまれたので先手でLINEギフトを送ってくれるのが慣習となっている。今日はお返しに彼のリクエストどおりケンタッキーのLINEギフトを送った。その流れで昔話などをしていたら、彼が大人になるのも悪くないねと言った。私もそう思う、べつに戻りたいとは思わないねと返したのはわざわざ過去に戻って人生をやり直す気力がないからなのだが、彼は無邪気にえっ俺思うよ!フジファブリックのタイムマシンが染みるんだよねと返してきた。タイムマシン、知ってるよ。当たり前だ。でも全然ピンとこなかったから検索した。読んでもなおピンと来なかったのは、私が志村さんに自分の価値観を投影しているからかも知れない。志村さんたしかに戻れるかなとは書いているけど、戻りたいとは書いてない。あと戻れないと思ってると思う。でも彼はこの歌を聴いてそんなふうには思ってないみたいだから、あぁ私は私の志村さんを作り上げてるんだなぁと思った。それは志村さんだけに言えることではなくて、私は自分が感動するものをたくさんもっているけど、人それぞれ違う。解釈がちがう。それを比べるのは野暮だなと思うようになった。大人になるのも悪くない。