最近天気がよくて気持ちが良い。今日はいつにも増して空が青かった。散歩しにでかけたら、ギターをつまびいているおじちゃんを見かけた。私もコロナの時期に人の少ないそこで友達とギターを弾いて歌った。すっかり人通りも元に戻ったが、またここで弾き語りしたい!とすぐに友達にLINEした。




今とても練習したい曲がある。サカナクションの「忘れられないの」だ。


これ、MVがとてもユニーク。80年代オマージュが大変ユーモラス。今回のツアーでも華やかに歌い上げられていたし、カッコよくふざけ倒す彼らの最近のスタンスが出てとても好きだ。だから弾き語りというイメージなど全くなかった。ところがだ。





いつぞやの一郎さんのライブである。つい最近これを観てわたしゃ泣きました。これこんな泣ける曲やったんか。アコースティックバージョンは少しだけAメロが変わっていて、コードもシンプルになっている。ところがそれがものすごくエモい仕上がりで、原曲とまた違う良さに溢れている。「千年に一回ぐらい」「永遠にしたい」という刹那を想う歌詞がとんでもなく染みてくる。



さらにこれのいい所がその前後の一郎さんのMCね。ホント手拍子いらないよね。ライブ行くといつも思うよ。誰だよ手拍子してんのは。こんなにユーモアたっぷりにそして優しく伝えられる一郎さんさすがですよ。歌い終わったあとのエジーの話もたんたんとしていて笑える。中田裕二氏がたまに言うけど「僕は俳優では無いけど歌で演じたい」、そんな歌い手の演技というか、一郎さんの場合は歌い手のスイッチというか、そういうのを感じる。それがとてもカッコイイ。そして私はまた最初から見るわけです。