タイトルが感じ悪くきこえたらすいませんが褒めてます。ありがとうの気持ちでこれを書いてます。山口一郎さんの雑談配信の数が多すぎるよという話。しかもこれ長いの。毎回3時間近くある。夜10時になったら毎晩ラジオをつけて、スクールオブロックを流しながら宿題していた学生時代を思い出す。一郎さんの配信は大体9時過ぎから。正直毎回は追えないが、ボチボチ聴いている。



昨日の配信はかなり興味深いもので、前半はライブの座席についての議論だった。アリーナだと低身長の方はどうしても見にくくなるため、低身長の方のためのゾーンを作るのはどうかという議論が真剣におこなわれていた。私自身は160センチという低にも高にも入らない中途半端なサイズなので最も客観的な視点で物申せる立場であると自負しているが、チャットでは沢山の意見があふれ、本当に難しい問題だと思った。シンプルに譲り合いしたら?とか見えないならスタンド取ればよくない?(今回のツアーはスタンドで楽しんだ人)と思うが、今回の議論は低身長の方のために何かしたいというアーティスト側の想いの話なのでそんなこといっちゃ野暮である。低身長さんを優遇しすぎると高身長さんの肩身が狭くなるし、最後まで意見まとまらずといったかんじであった。



でもこういうふうにすぐに議論し実践してくれるのがサカナクションの素晴らしいところ。先日のツアーでも車椅子シートがあったり保育スペースがあったり、グッズ販売の整理券システムなど含め、私の経験したライブにはなかったものがいくつも盛り込まれていた。それはガチガチに規制するというよりかは、想いをくれるファンに対して何かしたいというアーティスト側の想いなのだと思う。こういう生真面目さが素敵だと思う。生真面目だから鬱になっちゃったのかなとも思うけれど。



それにしてもその後のお話ききますコーナー。聴きながら、なんだこれと思ったんだよね。だってさ、一郎さん鬱なんだよ。鬱なのに人の相談のってんだよ。大丈夫なのかこれ。大丈夫そうだからいいんだけど、相談する人も相手が鬱だって忘れてるよね。これに関しては鬱だと思ってようが思ってなかろうがどっちでもいいんだけど、何が言いたいかって、もしかして一郎さんにとって人の相談をきくことは何らかの癒しになってるのかもしれないってこと。そんなことを思った。中盤の「ロックバンドのライブに花道は必要か問題」は声出して笑った。花道やってるアーティストについて、ゆずはゆず!藤くんは藤くん!おれは音楽好きのオッサン!とどうしてもやりたくなさそうないっくんくんだったが、でもBlurがやっててカッコよかったんだよね……って結局憧れの人がやってたらアリかもってなるのもまた音楽オタクらしくて笑った。わかるよ。私はどっちでもいいです。