無罪モラトリアムから25年ですってば!あれから25年…と思いつつカルキからちょうど21年。早すぎんか。めちゃめちゃ細かいことをいえば私が無罪を手にしたのは発売から1年近く経った頃だったから私にとっては24年。そんなに長い間聴き続けているのだな。いわゆるセルフライナーノーツってこれまでにもちょこちょこあった気はするけれど、25年経った今椎名林檎自身が振り返るこの解説はかなり価値があると思う。もう全部スクショして保存したいもん。


(しちゃいました)



ちなみにこれはかなり昔のインタビュー。





林檎ちゃんって、この当時ほんと掴めなかった。だから私がクラスメイトの前で椎名林檎好きなんて言ったら、あのやべーやつ?みたいな反応をよくされた。小学生なりにあのヤバい感じは皆わかっていたのだ。だって血流しながらガラス割ってるし眉毛全剃りして車真っ二つにしてんだもん。今なら全てが演出だとわかるけど、当時はどこからどこまでが本当だかわからなかった。本当に頭のおかしい人だという可能性も捨てきれませんでしたし。当時は「そういう路線」でやっていくために会社の人に色々言われたしバラエティにも出れなかったし、という彼女の本音が今聴けるのはなんというか、尊い。




でもこのインタビューでも言っているとおり、当時若干イキってたとご本人も認めているのは少し安心。まさに若気の至りってやつですわ。林檎嬢に限らず若い時ガンバってお仕事していたアイドルとかバカキャラタレントが礼節ある大人の女性になってあの頃を顔を赤くして振り返るの見ると安心しますもん。あ、同じ人間(女性)なんだなって。林檎ちゃんはいつも女の人に向けて歌を歌っているという。私は女の人の音楽をそこまで好んで聴かないけれど、だからこそ椎名林檎の音楽は信頼できる。2024年も愛してるよ!軽率だね!