SixTONESの4thアルバム、THE VIBESがいよいよ明日発売。よって本日フラゲ。フラゲっていつからメジャーになったんかね?なんだか若者言葉のようで張り切って言うのが恥ずかしいのでフライングって言っちゃう。こないだ職場でフライングゲットってフルで言ってしまった時にはもっと恥ずかしくなったが。




今回のリリースにあたりSixTONESたちは数か月にわたり情報を小出しに提供してくれまして、なんつーかその辺含めて彼らのエンターテインメント性なんだなとわかってはいるが、カタブツロキノン厨の私にとってはその流れが非常にむず痒く



だって、MVあがればキャー、ダイジェストあがればキャーでこちとらそんな経験これまでしたことなかったんですの。全部見てからしかわかりません!発売日当日に音源で確認します!!ってなる頑固親父なんですわ。



ちょっと話逸れるけども、最近職場のTwitterで今年(昨年)のマイベストについて書いた。めちゃくちゃ字数制限ある中で書かねばならなかったので作品の良さを伝えるのは諦め、いつぞやの彼らのコピーを拝借し彼らへの愛をささやかに込めたのだが(個人的には気に入っている)、これといった反応はとくにない。私のがどうとかいうわけではなく、他の人のポストにもさほどついていないんだが、時にひとつふたつ、どえらいリツイートやコメント、それにともなういいねがついているものがあった。それがアイドルの作品についてのポストである。



おすすめしてくれてありがとう、というようなコメントであふれている。その時私は思った。バンド厨ってこのへんドライなんだよな、と。アイドルを本気で推し始めて半年、バンドの推し方とアイドルの推し方の違いを身をもって知るの巻。どちらがいいというわけではありません。確実に違うよな、ということ。アイドルの推し方はやはり、自分が育てる・責任を持って愛すという親心にも似た情熱があるのです。(あと、私が好むバンドはとくに落ち着いたファン層であるというのもあります)



勿論私にもそんな親心がないわけではないけど、作品がよければついていきますしこれまでもそうしてきましただから今の私とあなたの関係性があります的なバンド推しのクールマインドを持って生きてきた私にとっては、ワードひとつ出るたびに、ワンコーラス公にされるごとにキャーキャー盛り上がるというその流れには、どうしても乗れなかったのでした。(その流れ自体は本当に素敵なこと。)



ということで、私は本日になってようやく、彼らの新作に対峙したわけであります。昔から歌詞カード片手にコンポと向き合って新譜を聴くのが好きです。1曲目から終わりまで、さらに言えばCDの停止音含めての余韻が好きで、それは長年CDコンポとともにあった青春時代の慣習から来てるものだと思います。シューッとかキューとかいうあのCDの止まる音を聴いてはじめて、あ、素晴らしいアルバムだったと思えるのです。ね、カタブツ。恥ずかしくてここでしか吐けない。我ながら昭和の頑固親父ですわ。もろ手をあげてヒュー!とにかくサイコー!でいいのにね。でも捨てられないこだわり。アルバム凄く良かったのでまたレビュー書きます。