このアルバムが出たのは年明けだった。仕事場で鳴っていた。私はまだ彼らのことをよく知らなくて、「単なるアイドルグループのひとつ」だと思っていた。正直言ってあんま興味なかった。今思うと偏見だったと思う。それはなんでかというと一応理由があって、特典で釣るグループだと思っていたからだ。そういうジャンルだと思っていた。私はもういにしえのロキノン厨なので、頑固オヤジからすりゃそんなの言語道断なんである。例えば2000年当時私の最推しであったバンプオブチキンはファンクラブを作らなかった(たしか今も)。ファンに差をつけたくないからである。ライブで観客がシンガロングすることを嫌い、映画のタイアップすら嫌がる人だった(ワンピースは世界観を合わせたのでなく合ったから受けた、と言っていたしそういうことをわざわざ明言するようなカタブツガンコバンドだった)。
フジファブリックが3人になってから、何かの作品でバージョン違いを出した時も戸惑った。志村さんはそんなことしたかな?と思った。今思うと時代の流れと同じく変容しただけであって何も悪くないし志村さんもしてたかもしれんわけだが、とにかく私はなんともめんどくせーやつだったんである。特典なしバージョンなしで勝負しろや(スピッツみたいに)と、思っていたんだ。
そういう意味では非常に勿体無い。彼らの音楽、本当にカッコイイのに。
と、思いながら再生した。
人人人は、こっからを作った佐伯ユウスケさんの作品であることは後に知る。この人人人、私が彼らを知らなかった時に聞いた1曲で、なんやこれキングヌーみたいやな??と思ったらSixTONESでびっくりした覚えがある。だから覚えていた。その3ヶ月後、こっからにハマった時に人人人を聞いたあの日とリンクした。なんやこの人ら、いい曲持ってんじゃん~~~!!!って。
と、だいぶ上から物申したかんじだがそんなつもりはない。もう私の頭は彼らでいっぱい。カメラロールはジェシーでいっぱい。お腹はコーラでいっぱい。朝まで聴くんだAC/DC!!なテンションで今日もSixTONES聴いてる日記。それでも/いつも物足りない!/とにかく/君に触れられない!!!!!!
