職場にて。皆さんとビートルズの話になった。私が着ていたポールの来日公演のTシャツからそういう話になった。俺も行くか迷ったんですよね~行けばよかった~という人がいて、推しは推せる時に推さないとですね、と言ったら、推しがポールなんですか?と笑われた。確かにポールが推しメンというのはちょっと軽かったかも知れない。すまんポール。でもメンカラとかあったら揃えたと思う。その前に箱推しだけど。それにしても音楽が好きな人は本当にビートルズを通ってることが多い。ほとんどなんじゃないか。ここ数日何をするにもなんとなくぼーっとしていたのだが、久しぶりに心が沸き立つ音がした。本屋に寄って帰る。




ところでレットイットビーはどのバージョンがお好きですか。というのは今日は皆さんに訊けなかった質問なんだけど、私はフィル・スペクターがアレンジしたアルバムバージョンが好きだ。ポールはこのバージョン大嫌いらしいんだけど、私は分かりやすくドラマティックなものが好みであり、この間奏と大サビのギターで胸いっぱいになるからこちらを好んで聴いてしまう。泣きのギターってこういうことだ。ジョージも好きだ。





さてビートルズ関連の本を探しにそのフロアへ行ったら、私の好きな岸田さん(くるり)や一郎さん(サカナクション)が語る「バンド論」という本を見つけた。曽我部さんやヒロトさん、あと唯一知らないのがbonobosの方だけなんだが、つまりバンドのフロントマンがインタビューされてるという本であった。ページの間にブロマイドのようなものが挟まっている装丁が素敵で、それも買った。Kindleがあるのに、やっぱり紙の本を買ってしまう。バッグの中にはKindleと紙の本がいつもセットである。どうしても私はそうやって生きていくんだな。カバンがなかなか軽くならないのだ。