女史のアルバムの件なのですが、長く課金しているのでグッズなどのお知らせも早くから見ていました(結構な頻度でメルマガ来る)。リミックスなどはあまり興味が無いのでハナからスルーなのだが、タイトル【百薬の長】、以前事変のタワレコポスターの中でも音楽を【服用する】というニュアンスの発言していたりして、音楽は薬だというお気持ちでいらっしゃるのねぇ、と感じたりはした。しかしなんとなくやっぱり私はそそられなかったので、最近活動的ね~~と思ってスルーしていたのでした。その数日後、なんかいやなかんじで騒がれているということを知った。



私、ヘルプマークのこと知りませんでした。



なので、グッズの白に赤十字を見た時も「お薬箱」のイメージがふと浮かび、そして彼女の音楽は薬である、というニュアンスと直結した。昔この白に赤十字というのは彼女は使っていたことがあって(下剋上の時)、「らしい」っちゃ「らしい」のです。なので違和感も感じず、そしてべつにオシャレとも思わず欲しいとも思わなかったし、へえこんな付録なのね、と思ったくらいで、ヘルプマークなんて全く連想されることもなかったわけです。これが常識知らずとか言われてもさ、知らんのは知らんちゃもん。



今回はじめて、そういうものの存在があって、それを所持している人の心のナーバスさもまたあるということがわかった。認知度の低さはそもそも問題視されていたとかいないとか。今回のことで認知が広がったから良かったジャンなどということは私が言うべきことではありません。不快な思いをする人がいるならば、また法に触れるような規則破りであったなら、それは配慮に欠けていたのでしょう。



ただ、ヘルプマークを模した事で世に混乱が招かれるというのは【本気でそう思っていますか?】という気持ちであり、それって椎名林檎のグッズですよね?と話しかけられたというどなたかの話、もし本当だとするならば、その話しかけてきた人は本当に純なリスナーでしょうか?つまり、混乱を知っている悪意に満ち満ちた人ではないかという憶測であります。そして今混乱させているのは椎名林檎というよりも、Twitterで今発言をしているアナタである。あなたの嫌悪する椎名林檎にのっかって、あなたのその発言が、世のヘルプマーク保持者とその周りの人々を混乱させているのだ。



協議していると言えば即刻決断すべきと責め、謝罪すれば遅いという。極論この世から消えますとかなっても消える必要なかったのにアホだねとかいってくるいじめっ子気質なのですわ。代替グッズもおそらく非難してくるのでしょうね。はい辟易。そもそもあのレベルの売れた歌手がひとつ作品出すのにどれだけの金と人が動いてると思ってんでしょうか。フリーランスが1人でやってんじゃないんだわ。そのへんど素人の私でもわかるのに経済活動参加されていないのか知らん。


何が言いたいかって言うと、リアルの生活でフラストレーション溜まってる人がネットでストレス発散してんだよ。いつも勝てる相手を探してる。必死で勝負しようとしてる。正義振りかざしてる。ほんとの正義ってなんだと思う?