昔からあまり後悔をするタイプではないけれどさすがに後悔してしまいそうなほど痛む親知らずの穴。鈍い痛みとともに過ぎ去った10日間を思うと軽い気持ちで抜きますって言ったあの日を少し後悔しかける。それでもまだ後悔してないよ、何か意味があるに違いない。さて、この苦しみの意味!



痛み止めがなくても我慢出来るほどの穏やかな痛みになってきたので、久しぶりに散歩して、カフェでぼーっとコーヒーを飲む。賢太郎さんのnote更新の通知が来たので読む。小林賢太郎さんとくるりのnoteだけは購読しているが、金払ってるくせに読まずにいたのは痛みのせいというか、ただの怠惰。楽しみにしていたものを楽しめずにいた無気力な自分、なんというか歯のせいとも言えない。まあ、春だし。



久々に読んだ賢太郎さんの文章から、今日はまた新たな発見があった。いつもあるんだ。細かくは書かないけど、ひとつ書くなら古賀春江という画家を知った。後で検索したら好きな絵だった。女性と思いきや男性だった。しかも福岡の方とは!



私が誰かの書く文章が好きなのは、少なからず発見があるから。なにかの気づきやきっかけがあるから。それは何も大層なブログでなくても本でなくても、インスタでもTwitterでもなんでもよかったりする。誰かが発信する言葉によって動かされることがある。私の文章も5分10分で書いているようなメモがわりだけど、少なくとも先の自分の気づきになってる。誰かにとってそういうものであればいい。