地獄でなぜ悪いを観た。園子温監督の作品は愛のむきだしを観たことがあるのでなんとなく雰囲気わかるけれど、私は基本的には映画とかまったくわからない人間なのでそういう意味で薄っぺらい感想を今から書く。
※この先ネタバレあり



グロかった

\(^o^)/



私刃物とかちょっとだめで、なんなら以前自転車で転倒したおばちゃんを間近で見ただけで貧血起こしたタイプです。(周りの人が血が出てる!て言ってるのを聞いただけでだめだった)ならなんで観たのかよという話だが、これ予告がめちゃめちゃ面白そうだったのです。コピーは「世界が笑った」ですし。





予告での全力歯ぎしりレッツゴーを歌う長谷川博己、二階堂ふみ、合いの手いれる星野源、ノリノリの堤真一、あれ見て是非見よう!!と思いつつ約10年経ちました(はや)。同名主題歌もいいし、私の好きなコメディだなと思ったら




めちゃめちゃ血出るし
手とか首とか飛ぶし
全員死ぬやん。


なんだかんだでハッピーエンドだと思っていたのでちょっと衝撃で(いやある意味ハッピーエンドなのか)。このラストでこの主題歌というのが趣深いし。なんともいえない感情になります。今なら「世界が笑った」のニュアンスがわかる。このコピーは観る前と観終わった後では印象が異なるのです。すげー。




で、なんとも言えぬ気持ちで一般的なレビューを見に行ったら、びっくりした。笑えた!とかあのシーンで爆笑!とかみんな口を揃えて言ってんだもん。あのリアリティなさに逆に笑えてるんだろうけれども、私はリアルの世界と重ねて観てしまうからいけないのかもしれない。そもそもスプラッター系好きな人ってあくまでフィクションの世界を純粋に楽しめる人なんだろうなと。




ストーリー性とかの前に痛そう!とか辛そう!てなって目を背けてしまう。我が事のように心臓鳴りますもん。私が映画苦手な理由がようやくわかりつつある。