一週間遅れですが、この日曜日ようやくオリンピック閉会式を観ました。一言で述べますと 最高 でございました。




安倍マリオの部分はワイドショー等で観まして、なかなか面白いジャンと思ってましたが、約10分のアレ、通して観ますと、かっこよすぎて毎度のことながら私の語彙力が追い付きません。




MIKIKO先生にヤスタカ氏、児玉さんに林檎ちゃんと、私モロどストライクの方々が演出されてますから私がいいと思うのは当たり前なのですけど、これが日本を越え全世界で賞賛されているのですから、もう誇らしくてたまりませんね。





徐々に形成される日の丸が世界各国のありがとうの文字に変わり、最新のバッキバキな先進技術と大都会東京の街並みが映しだされ、随所には見慣れたアニメやゲームのキャラクターが顔を出し、少し違和感のあるダンスの中には淑やかな日本人の振る舞いもあって、素人目にみても細部にまでこだわりのある演出。全てが日本の誇るべきところ。




ひとつ驚いたのは、林檎ちゃんの音楽がそのまま使われていたこと(勿論編曲は違う)。鳴り出したときからこれあの曲じゃん!とファンはわかるのですが、オリンピック仕様に書き下ろしたメロディーではないというのに驚いたのだ。ここ最近の椎名林檎の音楽は、ただのポップスとかバンドサウンドとかとは違った、それは金管木管の効果もあるのだろうけど、なにかのショウに使われていそうなゴージャス性があって、ライブなんてそれこそ彼女が目指すキャバレーみたいなかんじでしたから、こういった式典に普通にハマったのだなと。すごいなぁと思った。過去の閉会式も観ましたけど、いかにもな、なんつーか尺八とか竹でできた笛みたいなのを吹いてそうなBGMだったりするわけ。そこをね、この2016夏、自身の曲を使い無理に繕わずしてトーキョーとはこれだよとやってのけたあたりがね、才能まじすげえと思いましたよ。母も普通にいってた、ダンサーとか旗とかまさに林檎ちゃんやったよと。私もそう思う。なんなら赤と白のコントラストとか、TOKYOなんて文字それだけでも林檎や事変の演出の中に見覚えがある。奇をてらったわけでもなく、ずっと彼女が一貫してやりつづけてきた和(彼女なりの日本美)の部分が見事に日本を象徴する場にハマっちゃってて、見てて清々しかった。本当にこんな人はいないと思う。





今回携わっている人が見事にロキノン界隈の方々で、今日本を担ってるのはこのへんの方々なのかもね!と嬉しくなりました。誰かがいっていたように、ロキノン界隈は昔と違っていまやたら小難しいことをやってる方々です。勿論私はアイドルもポップスも大好きだけれどね。ラストのsee you in TOKYOの部分まで見たとき、本当に鳥肌ものだなと思いました。感動したので記録しておきます。