今日はそんなに寒くないなっつって、まあいつものように営業いってたわけです。で、営業先出たら雨が降ってまして、風もいくらかありまして。雨かっつって小さい折り畳み傘さしてまた廻ってまして。そしたら建物の前のあれなんていうんか、スロープ?あそこで、わたしビラぶちまけまして。でかいバッグふたつに折り畳み傘、そこで資料出そうとしたらまあそうなりますよね。で、すでにビラも濡れ始めてるし急いで拾おうとしたらそこで見事にツル―ンといきまして。いま全ての意欲をなくして駅構内のカフェに居ります。いやまじできれいに宙に浮いてたよね私。見てた人いたらちょっと感想聴かせて欲しいくらいです。私何センチ浮いてました?って。




ご飯って基本外食になっちゃうんだが、昨日昼食で入った小さな中華屋さんで、なんかいいかんじの音楽がボリューム小さく流れてきた。コード進行が愁いを帯びていて、素人の私でもなんなのこのコード展開!と思うほどだったのだけど、歌詞もよく聴こえてこないし検索もできないしで、こりゃ店員さんに訊くしかない。たまにくる店だけど、いるのは中国人だか日本人だかわからない中年のおじちゃんと、その奥さんらしき女性。どうしようここで訊いとくべきか、でも訊いたら変かな…と悩んでいると奥さんがおかわりのお茶を持ってきてくれた。でもそのタイミングも逃してしまい、二杯目のお茶を飲んで、ようやく決心がついた私はお代を支払うときに訊いてみることにした。




突然の問い合わせに奥さんは、えっ?!わからない!というかんじであわててあったので申し訳ないなと思ったのだけど、奥から旦那さん(いまだに何人かわからない)が出てきてくれて、店の奥のコンポにつないであるiPodをさわりだした。期待して覗いたスクロールされる画面には、アーティスト不明としか書いていなかった。わからないですね~と言いながらカチカチする旦那さん、するとちらっと別の画面にうつった「大橋トリオ」の文字!



これが大橋トリオか!と半ば納得した私(大橋トリオ聴いたことない)、「あー、もしかしてこれ大橋トリオ?ですよね?!」というものの、いや~…ちょっとわからないですね…となおカチカチする旦那さん。どうやら旦那さんのiPodではなかったらしく、じゃあ誰のだよというかんじなのだが、流れていたのはおそらく大橋トリオで9割正解であろう。
前もどこかお店でこういうことがあったけど、あれはキリンジであった。そしてあのときも店員さんは知らないといった様子で少し手間取った。こういう音楽の見つけかたは結構楽しい。でも流れていたあの曲の名前まではわからない。ここからがまた大変である。