土曜日、奥田民生をみました。この日は厳島神社での弾き語りライブが生中継される「ひとり股旅スペシャル」。私は後輩と福岡の映画館に行きました。広島の空は大荒れで、一部映像が乱れるかもしれませんという前置きもなんのその、始終雨は降りませんでした。晴れ男本領発揮!
ひとり股旅名物といえば、やはり民生さんの弾き語る他アーティストのカバー曲。最近ライブのときはこの人から必ず花が贈られてきて…何目当てでしょうか。と笑いを誘って始まったのが、なんとイエモンの「バラ色の日々」(正直吉井さんやないかと思いました!)。もうもう、大好きな曲だし静かにテンションあがりました。
続いて、広島の大先輩の曲を続けて二曲…と始まったのは吉田拓郎さん。で、その後ハーモニカを吹き鳴らしながらの渋いイントロにだれだこれはと思えば、「ストレイト~ドキドキする~」とperfumeの「レーザービーム」だったという(ここまでで一番会場が沸きました)。めっちゃ渋かった。あと斉藤和義やってました。
良い曲は沢山あるけど、私が特に好きな「CUSTOM」や「トリッパー」、「ひとりカンタビレのテーマ」、そんで本編最後の「さすらい」は感動しました。「さすらいもしないで/このまま死なねえぞ」の部分は一時停止したいくらいかっこよかったです。アンコールの「イージューライダー」も、みんなで唄おうってかんじがすごくあったかかった。
夜の厳島神社は水面が光るしどこか厳かで、そのせいか観客がかしこまっていて、こっちが緊張するからやめてと言ってました。民生さん、作務衣を新調したけどメッシュ生地で逆にスースーすると言っていた。ヒートテック着ていた。脱力。それなのに、こんなに退場する後ろ姿がかっこいい人を他に知らない!そればかりが印象に残っています。
「トリッパー」の歌詞がぼんやりしすぎて好きです。あれが見たい/あれを見たい/きっとすごいあれを見たい!