今日は、お客さんとごはんに行きました。その人は私とほぼ同い年で、仕事の傍らDJとかの音楽活動をしていてわりと音楽に詳しい方。そして目からウロコの名言をさらりと放つ方。





お酒を飲みつつ仕事やらなんやらの話をしていたら、何をしているのが好きかと訊かれてしまいました。私の一番苦手な質問です。音楽をきくのが好きだと勇気を出して答えたら、何をきくのが好きかと訊かれてしまいました。私の最も苦手な質問です。





本当にすきなことってすごく言いにくい。自分が心から好きで大切にしているものを否定されるのが嫌だ。私がきくのは所謂ロキノン系が主だし、偏見持ってる方に出会うことはしばしばある。





すごく迷いながら、いろいろ言い訳しながら躊躇っていたら、向こうがいろいろな例を出してくれて、何番目かに「バンプとか?」と言ったのでそうだと返した。





あぁなるほどね、と普通に言ってくれたので拍子抜けして、まあファンクラブ入るくらい好きなのはあとくるりなんですけどね、と言ってみたら、全然恥ずかしくないやんと言ってくれた。くるりの音楽性が定まってるところがすごいとか、歌詞が良いとか言ってくれたのが非常に嬉しかった。





この人ならわかってくれるような気がして、くるりの曲を聴いてるとこの人たちを好きになれてよかったと心から思うのだと言ってみた。この人たちが良いと思って作ったものを、同じように良いと思える自分が嬉しいと言ってみた。





そう思われる歌い手は幸せやと思いますと即座に返してくれて、別になんも恥ずかしくないやん、くるり好きですて言っていった方がいいと思うよと言われて、そこで目が覚めた。





偏見はだれのものでもなくて自分自身のものだったりする。くるりにも大変失礼した。私はくるりが好きだと開口一番言っていくことにしよう。それにしても、今日は疲れた。それにしてもである!


好きな人は好きって言いたい!!-D1001148.jpg