ロンドンの地下鉄の入り口では朝と夕方にフリーの新聞が配られている。
偶然その中で紹介されていた本がある。
To die for (Is fashion wearing out our world?) By LucySiegle
死ぬぐらい欲しい(ファッションは世界をダメにしているのか?) ←僕の勝手な翻訳です・・・・
著者は環境ジャーナリストで、この本はアパレル業界の人権・環境問題を提起したものである。
僕が日本で偶然見つけた
“あなたのTシャツはどこから来たのか?誰も書かなかったグローバリゼーションの真実” By Pietra Rivoli
という本に似ている。
To Die Forの内容を少し紹介すると・・・こんな感じです↓ (紹介文から抜粋)
環境破壊と深刻な人権侵害の上で作られていく現在の超低価格の洋服・・・
いったいこれらが何処で?誰の手によって?どんな状況で作られているのか?
これらの問いに答えられる消費者、またはアパレル業者がどれほどいるであろうか・・・・
マスト・アイテムとして雑誌に取り上げられ、それらを買い求める消費者。
2980円で売られるジャケット・・・利益分を差し引くと、生地代・付属品代・人件費・送料は一体いくらなのか??
発展途上国の人たちが、先進国で超低価格で売られるための服を作るこの世界構造・・・為替レート・・・
などなど・・・
僕は決して安い服が悪いと言っているわけでありません。僕自身もケチなので買う服は安いの多いです・・・
でも、消費者としてそれが何処から来て、どのように作られているかを知る義務があるとおもいます。
今後、資源が枯渇する中で、いまだに続く大量消費社会に対し警鐘をならす本であると思います。
まだ、日本語訳が出版されてないので、誰か翻訳してください(^-^)/
僕も読まないと・・・読むのは英語の勉強にもなりますしね・・・でも時間がかかりすぎます・・・