本日は午後より、岡山県の角南被服様を訪問させていただきました。

瀬戸大橋線、早島駅から徒歩10分ほどのところに工場がありました。

社長の角南さん↓
http://www.juki.co.jp/jm/jmn/fuku/jmnprdtjukiv09.html

角南縫製は従業員のほとんどが若い人たちでした。これほどまで平均年齢が低い工場は見たことがなく、非常に驚きました。

仕事が終わった後は従業員にミシンからボトム作成に必要な道具、素材等、全て無償で使わせているそうで

す。彼らの中には将来自分でジーンズの製作・販売を夢みる方もおり、日々服作りを一所懸命がんばられて

いるそうです。おのずとその姿勢が仕事に表れ、その熱意が回りによい影響を与え、職場が非常に活気のあ

るエネルギー溢れるものになっていました。

つくづく、”働くとは何か?”を考えさせられました。

なぜ働くのか?   お金のため・・・生活安定のため・・・その仕事が好きだから・・・自分の夢に近づかせてく

れるから・・・などなど。それぞれが持つ仕事観があると思います。

角南社長になぜこんなに若い方が多いのかと尋ねたところ、

“居心地がいいんだそうです” 

と言われた。ここでは本当の良い意味で“居心地”がいいんであろうと思う。

自分ががんばれ、輝き、仕事を楽しみ、夢を追いかける・・・そんな環境がある。

社長自身もその環境づくりのために努力を惜しまない。

常に時代の流れを見て、どんな素人でも3ヶ月ほどで一人前にするためにミシンやアタッチメントの改良、購

入を絶えず行っているという。やはり、その環境を作るには社長本人の意識、人間性が最も重要なのであろ

う。


経験の長い従業員に若者が多いことについて聞いてみたところ・・・

初めは長続きする人が少なかった、入れ替わりも多かった、だけど、次第に若者たちが増えることで、お互い

に影響を与え合うようになり長く勤めるものが増えてきたそうである。

若者も若いが、おばちゃん方も若い!!年齢と見た目のギャップがおもしろい、やはり若さは感染するんでし

ょうね!!


おととい読んだ本にこのように書いてあった

これからの会社が追求するものの優先順位

1社会性

2教育性

3収益性

角南被服を見てその意味がすこし理解できる気がした・・・


今回、自分の目標とする縫製工場を経営させている角南社長に会えたことに非常に感謝します。

ひとのやさしさ親切さに感動し、感謝するこのごろです。

書きたいことは山ほどですが、インターネットカフェの時間がせまってきております。

ここでキーボードを置きたいと思います・・・・

今日は本当にありがとうございます。

あすは児島・・・