今の時期、花粉症に悩まされていたフラコ。
あら、どうしたのでしょう?今年はおさまっている。
年をとり、反応が鈍感になったのでしょうか?
それとも…🎵🎶
ピアノに夢中になりすぎて、耳が敏感になり、鼻のほうは鈍くなったのでしょうか。😁
天才ピアニストブーニンが、病気で10年の闘病の末、見事復活をとげたドキュメンタリーがNHKで放送された。
《お母さん、ブーニン聴いたことあるのよ》
《えっ、本当なの?なんで今までだまってたのー》
《多分言ったことあると思うけど》
こんな会話を交わしながら、娘とテレビに釘付けになる。
そうなのです。二十年も昔の事です。
人のつてで、ブーニンのチケットを買うことができ、職場の同僚と聴きに行ったのです。
場所は三鷹市星のホール。
演目もわからず、ブーニンだから聴きに行ったわけです。
フラコ、当然英雄ポロネーズを弾いてくれるものと思い込んでいました。
待てど暮らせど、英雄ポロネーズ、子犬のワルツ(フラコが当時知っているショパンのピアノ曲)が出てきません。
だれの曲かもわかりませんでした。🎹
華麗なるブーニンのピアノを期待していたフラコの華麗なる思い出です。😀🎹
終って帰るとき、ブーニンが乗った車がフラコの脇をとおりました。✨窓ガラスを開け、手を振るブーニンにフラコもとびきりの笑顔で手を振り返しました。😀
👼 👼 👼 👼 👼
キューピッドとエンジェルの違いがわかりますか?
キューピッドはローマの恋愛の神、ヴィーナスの子。
弓を持っていてその矢に射られると恋に落ちるとされる
広辞苑にはこのようなことが書いてあります。
亀井聖矢、この人こそキューピッドだと思った。
桐朋の学生のコンサートに行きました。
音楽のエリートを養成する学校の生徒たちの演奏は、夢と希望に溢れ、だれもが素晴らしい演奏です。若いって素晴らしい❗
三部に分かれてのコンサート、ラストは亀井聖矢です。
ドキュメンタリーで、ブーニンに教えを乞う真剣な眼差しが心に残ります。
飄々と現れた亀井さんの演奏はまるで、ショパンが、リストが天から舞い降りたように感じました。
ショパンがそこにいる、リストがそこにいる、聴いてて現実なのか、夢なのかと、コンサートを聴いてると言うよりも、ピアノを体感していると言った心持ちです。
今まで聴いてきたピアノとは、音の迫力が違いました。
いったい何が起こっているんだ❗
というような感覚です。
雷に打たれるとは、こんな感じなのでしょうか。
演奏が終わるや、感動という言葉では表せられない特別な気持ちになり、泣きたくなりました。
亀井聖矢が放った矢が心臓に突きささり、一瞬で恋に落ちたフラコです。💕
亀井聖矢は人間とピアノをつなぐキューピッドなのでしょう。
来年のショパンコンクール、楽しみです。🎹