女性型アンドロイドの如月ハニーと彼女を狙う犯罪組織パンサークローとの戦いを描き、人気を博した永井豪原作のセクシーアクションを基にしたSFドラマ。
http://www.cutiehoney-movie.jp/

人気モデルで歌手や女優としても活躍する西内まりやが如月瞳を演じるほか、石田ニコルが敵役に扮し、激しいアクションに挑戦する。

AIに支配された漆黒の世界が広がる近未来。

上層階で暮らす僅かな富裕層の生活を維持するため、下層階の貧困層の人々は上層階から垂れ流される汚染物質による雲に覆われた中で暮らしていた。

そんなある日、上層階からアンドロイドの瞳が落下してくる。

上層階の新聞記者(三浦貴大)や下層階のレジスタンス(高岡奏輔)らとの出会いを通し、瞳の運命は動き出す。

サトエリ主演の前作はパンサークローとの話を現代に置き換えてかなり無理があったが、今回は近未来が舞台でパンサークローは出てこない。

でも、近未来特有の富裕層の生活する上層階と貧困層の人々が生活する下層階というありがちな設定。

この2つの層を隔てている汚染物質による雲を除去するカギを握るのが、女性型アンドロイドの如月ハニーだったというはなし。

演出は、コミカルシーンもセクシーなシーンなくて、敵も強いんだか弱いんだかよく分からない展開。

それにしても「テラフォーマーズ」もそうだったけど、なんで近未来の設定は「ブレード・ランナー」の真似にしか見えないんだろう?

92分 10月1日より新宿バルト9ほかにて公開