女性の性愛を扱った衝撃的な作風から、“子宮作家”とやゆされた瀬戸内寂聴による小説を映画化した恋愛ドラマ。
http://kashin-movie.com/

夫と子供がいながらも夫の上司に恋をし、本能のままに愛欲に溺れていく女性の生き様を赤裸々に活写する。

監督は、「海を感じる時」などの安藤尋。

ヒロインを「ROOKIES」などの村川絵梨が演じ、夫に林遣都、ヒロインの不倫相手に安藤政信が扮する。

彼らが織り成す切ないストーリー展開と、村川の体当たりの演技が見どころ。


園子(村川絵梨)は親が決めた婚約者の雨宮(林遣都)と結婚し、息子も授かるが夫婦の間に愛情はなかった。

ある日、夫の転勤で移り住んだ京都で、夫の上司である越智(安藤政信)と恋に落ちてしまう。

園子は初めて抱く恋心に困惑しつつも、次第に欲望の赴くままに越智との性愛に溺れていく。


なんだか、昼にやっていた、ドロドロ不倫の演技過剰ドラマを見ているような感じだった。

そこに、若干のエロスが散りばめられている官能ラブストーリー。レイティングは、R-15。

これ、夫が安藤政信で不倫相手が林遣都の方が、もうちょっと見応えがあったかも。

原作は未読なので、どこまで忠実なのかは知らないけど、ラストのオチが古臭い?

原作が、1957年出版作だからなのかな?

95分 8月6日よりテアトル新宿ほかにて公開