「イカとクジラ」「フランシス・ハ」のノア・バームバック監督が、ニューヨークのブルックリンを舞台に、世代の異なる2組のカップルの交流と友情を描いたハートフルコメディ。
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自分たちがまだ若いと思っている40代と、成功をつかもうと奮闘中の20代の世代の違うカップル2組の出会いを描く。
「LIFE!/ライフ」などのベン・スティラー、「インポッシブル」などのナオミ・ワッツ、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」などのアダム・ドライヴァー、「親愛なるきみへ」などのアマンダ・セイフライドらが共演。
ドキュメンタリー映画の監督であるジョシュ(ベン・スティラー)と、プロデューサーのコーネリア(ナオミ・ワッツ)は40代の夫婦。
まだまだ自分たちは若いと考えているが、ジョシュにはここ8年完成させた新作がなく、人生や夫婦の関係から輝きが消えてしまったと感じていた。
そんな中、ジェイミー(アダム・ドライヴァー)とダービー(アマンダ・セイフライド)という20代のカップルと出会う。
レコードやタイプライターといったレトロなグッズや文化を愛する彼らの姿に、ジョシュたちは刺激を受けて、彼らと行動を共にすることが増えてくる。
そして、ジェイミーが監督のドキュメンタリー映画の制作を手伝うことにし、カメラマンも引き受けるジョシュ。
だが、その手法にジョシュは徐々に疑問を感じていく。
ジェイミーが、ジョシュに近づいたのは妻のコーネリアの父親が、ドキュメンタリー映画の巨匠監督で接触したかったから。
しかも、ジェイミーが偶然を装った自作自演の演出に、ジョシュが気付いてしまい頭に来るというはなし。
ドキュメンタリー映画というのは、監督が手を加えるほど斬新な演出になるのだが、やり過ぎるとヤラセに囚われかねない。
これは、その演出が何処まで許されるかというはなし。
自分は、製作会社に所属していたときにドキュメンタリー番組を制作したことがあったけど、このジェイミー演出はアウトだと思う。
97分 7月22日よりTOHOシネマズ みゆき座ほかにてロードショー