天才レーシングカーとおんぼろレッカー車コンビが活躍するディズニー/ピクサーの大人気アクション・アドベンチャーシリーズ第2弾。
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声の出演は、オーウェン・ウィルソン、ラリー・ザ・ケーブル・ガイ、バネッサ・レッドグレーブ、マイケル・ケイン。
監督は、ジョン・ラセター&ブラッド・ルイス。
かつてルーキーだったライトニング・マックィーンも今やピストン・カップに4度輝き、天才レーサーとして世界的な名声を得ていた。
シーズンオフを故郷でゆっくり過ごすためにラジエーター・スプリングスに戻ってきたマックィーンは親友のメーターと再会。ところが、この再会がきっかけで、彼は世界3カ国を巡るワールド・グランプリに出場することになる。
そのスタート地点は日本。メーターと仲間たちをレースのピットクルーとして、ともに日本に向かったマックィーンだったが、メーターがアメリカのスパイと勘違いされたことから、国際的な陰謀に巻き込まれてしまう。
そして事件の最中に2台が出会ったのは、万能機器を装備した英国スパイのフィン・マックミサイルとその相棒ホリー・シフトウェル。やがて、レースの進行に合わせてトーキョーからパリ、イタリアの田舎町、そしてイギリス/ロンドンへと舞台は移り、世界を支配しようとする巨大な陰謀が動き出す。
絶体絶命のピンチの中で、マックィーンとメーターは気づく。自分たちの最大の武器は、かけがえのない友情の絆なのだと。たとえ1台では敵わなくても、仲間がいれば強くなれる。そして、彼らの友情が世界を救う……!
ピクサー映画とは思えない、本格的なスパイ作品。これが、車の燃料を巡ってという時事ネタで、大人でも分かりづらいストーリー。
しかも、主人公はマックイーンではなく、メーターだった。
今回は、3Dだというのに目まぐるしい映像。車なのに、空まで飛んでしまう。
日本のシーンは、海外から見た日本がよく描かれていて笑えた。CMで使われているPerfumeのポリリズムは本編でも使われている。
短編の「トイ・ストーリー3」のその後を描いた「ハワイアン・バケーション」は、さほど面白くなかった。
113分 7月30日よりTOHOシネマズ日劇ほかにてロードショー