飛行船の気まぐれ☆☆新作映画紹介-クジラ  極道の食卓.jpg

立原あゆみ原作の「極道の食卓」(秋田書店「プレイコミック」連載)を松平健主演で、映画化。
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共演は、岩佐真悠子、中村讓、ダイアモンドユカイ、秋本奈緒美、斎藤工。監督は、横山一洋。

濁組組長の久慈雷蔵は55歳で妻の久美子と熟年離婚して、一人暮らしを始めた。それと同時に雷蔵は、「学と食」をテーマに生きていくことを決意する。

「学」とはすなわち高校に通うことであり、「食」とは、一食一食心をこめて食事をすること。それはかねてからの雷蔵の「夢」でもあった。

星和高校の夜間部に途中入学した雷蔵は、隣の席になったクラスメイトの本村咲子に気に入られたばかりに、夜間部で番を張っていると豪語する良平率いるグループから目をつけられる。しかし次第に雷蔵が料理が上手く、頼りにもなることを知り、良平たちも仲間として認めるようになっていった。

雷蔵がヤクザの組長などとは露知らず、良平は雷蔵を手下に使い、咲子は雷蔵の第二の恋人になると宣言した揚句、雷蔵をデートに誘う。しかし、そこで娘と鉢合わせしてしまう。

立原あゆみがのコミックが原作なので、女性に優しいヤクザ映画。ヤクザが【学】を身に付けようと学校に通うのは韓国映画でもあったけど。今回は、それに料理を取り入れて、まさに松平健主演の為に製作されたような作品でした。シリーズ化してもいいかも。

122分 2月14日よりシネマート新宿にて公開