谷村志穂の同名原作（新潮文庫刊）を「手紙」の生野慈朗監督が映画化。
http://www.cinemacafe.net/official/yomei-love/index_pc.html
出演は、松雪泰子、椎名桔平、林遣都、奥貫薫、市川実和子、二階堂智、かとうかず子、宮崎美子、橋爪功。
敏腕外科医の百田滴は、結婚10年目に妊娠が発覚。過去に乳がんを患い、子供を授かることを期待していなかっただけに、カメラマンで夫の良介と至福の時間を味わう。
しかし喜びもつかの間、右胸に違和感を持った滴は自己診断の結果、全身性の乳がん再発だと確信する。
出産は38歳の滴にとって最後のチャンスだが、産んだところで自分は育てられない。子供を諦めて治療に専念すべきか、ガンの進行を早めることになっても子供を生むか、病を知り尽くした滴は苦渋の決断を迫られる…。
設定は、松雪泰子＆椎名桔平は医者同士の夫婦。しかし、椎名桔平は医者を辞めて何故かカメラマンに転職。でもまだ食べていける程の稼ぎはない。
松雪泰子は癌が再発したことを夫に告げず、海外へ長期の仕事へ夫が出ている間に産もうとする。
医者を辞めて自宅から出ない松雪泰子を心配して、医者だった同僚の奥貫薫が部屋に入った途端に臭いで癌を察知するシーンがありビックリ。
テレビで癌を察知する犬を見たことがあったが、プロでも分かるとは。
作品は決して、お涙頂戴作品ではなく女性なら誰でも考えさせられる物語です。
131分 ２月７日よりシネ・リーブル池袋ほかにて公開