東銀座周辺は昭和26年頃までは木挽町という住所名だった
いまでも歴史に流されることなく通り名に木挽町が残っています
『中華そば 萬福』
大正時代に屋台から始まったお店はいまでも健在
昭和4年にこの地にお店を開き90有余年 三代目店主が腕を振るう銀座の老舗中の老舗
上の写真は2003年に改装する前のお店です
私が頻繁に通っていたのは1980年代後半ですが当時の写真が全然ないのが残念。。。
当時は今のような中華メニューは無く ラーメンしかなかったように記憶しています
どなたか覚えている方や当時の写真をお持ちの方はぜひご連絡ください<(_ _)>
現在の店内は昭和の匂いがするレトロな内装
外からは柔らかな日差しが入ってきてとっても落ち着きます
ランチタイムは麺以外にもレバにら炒めやマーボ豆腐などの定食メニューもあります
前回訪問したときはラーメン食べてるお客さんがほとんどいなくて寂しく思った
でも今回は半数以上のお客さんが中華そばやワンタンメンなどを注文してましたね♪
ワンタンメン 870円
中華そばでも良かったんだけど昼飯にするにはちょっと量が少ない
具はメンマやチャーシューや青菜などごく普通のラーメンと変わらない
しかし何と言っても三角形の薄焼卵が萬福のトレードマークなのです
これがないと萬福に非ず( ̄^ ̄)ゞ
スープは豚骨や香味野菜などで雑味皆無のすっきりスープ
だけど以前食べた時より脂分が若干多く感じ「あれ?こんなに美味かったかな?」
老舗と言えども微妙に味は変化させているはず
変わらないために変わるのはラーメン屋の鉄則
麺の縮れ具合もちょっと変わったような。。。。気のせいかもしれないが良い塩梅
ホッとする味は変わらないけど間違いなく以前より好み
私の舌が変わったのか味が変わったのかはわかりませんが美味いと感じられればそれで満足
初対面のワンタンはしっかり歯ごたえがあってノスラー心をくすぐります
ちょっと甘目のメンマやチャーシューはシンプルな味わいながら一体感は見事です
な~んの味もしない薄焼卵はついつい最後まで残してしまいます(;^_^A
でもこれが無いと国旗を持たないオリンピックの開会式のようになると思います
完食完飲( ̄^ ̄)ゞ
3年ぶりの萬福でしたが老舗ならではのしっとりした味に大満足でした
ご馳走様でした<(_ _)>
チェの好み度( ..)φメモ
★★★★★★★★☆☆