6月20日で10周年を迎えた『饗くろ㐂』
思えば開店当初からその類いまれな味にはまり通わせてもらっています
開店当時はまだ奥様との二人三脚で多忙な毎日だったと記憶しています
生憎の雨の中7時からの整理券販売を求めて数十人の行列が出来ていました
普段は冷たい麺は食べないのですがこの日は特別
お祝いも兼ねての訪問です
個人的にも4000円の麺を食すのは今回が初めて
券売機は限定2000円を2回購入する仕組みです
せっかくなので限定めしも購入しました♪
予定時間より10分遅れで着席
くろ㐂さんの目の前の一等地に座れたのは奇跡的です
【みやぎサーモンとトマトの炊き込みごはん】
鮭ご飯は食べたことがありますが鮭特有のクセがまったくありません
甘ささえ感じられる国産極上サーモンとトマトの仄かな酸味がたまりませんね~♪
【みょうがたけと生雲丹の冷やし和えそば】
昨年も提供したようですが私は今回初です
丼の一面を覆う「みょうがたけ」とその上には大量の「生ウニ」!
生ウニなんて寿司屋でもビビッて手が出ない食材w
みょうがたけの上には穂紫蘇がちりばめられていてウニの上には紅蓼が。。。
もう完全に和の世界です
みょうがたけは手間暇がかかるうえに生産量が微小なため生産者からの直接仕入れ
茗荷特有の強い辛味はなく爽やかな風味とシャキシャキ感で驚かされました
こりゃ日本酒が飲みたくなるわ(^_^;)
麺は平打ちですが滑らかな喉ごしで食材との絡みは抜群
生ウニは北海道函館から仕入れたムラサキウニ
今回10キロも仕入れたようです!
クリーミーな甘みと磯の香りが絶妙
普段スーパーで売ってるウニとは異次元の美味さです
途中で黒木店主から添えてもらったのはみょうがたけの初芽
このほろ苦い「旬」を味わえるのがくろ㐂の好きなところです
スープは食材の邪魔をしない葱オイルに塩ダレと羅臼昆布の優しい味わい
ウニが溶け出すと極上スープに変化してこれまた美味い
完食完飲( ̄^ ̄)ゞ
くろ㐂の10周年はお客さんはもとより生産者様への感謝の気持ちを表す一杯だったように思います
これから20周年に向けて頑張ってください!(その時までラーメン食えるだろうか??)
ご馳走様でした<(_ _)>