1983年創業のむらもと
初代と二代目が厨房を仕切る老舗店
わたしがまだ大岡山に住んでいた頃にオープンし通い詰めたお店
毎年1度は伺っていましたが今回は2年ぶり
毎年行ってるような錯覚に陥っていたのは歳のせいかも・・・・
メニューはラーメンとつけ麺だけ
醤油ラーメンだけの提供はオープン当時と変わらない
そりゃ餃子やご飯物を出せば単価はあがるだろうがその時点で「ラーメン専門店」の看板を降ろさなければならない
最小限に絞り込む事で確固たるファンをつかむのは永福町大勝軒などで立証済み
奥行のあるカウンターは圧倒的な解放感を醸し出してます
これって食べ手にとっては大切な要素ですよね
ラーメン 900円
麺量は1.5玉なので満腹になるのは請け合い
永福町と違って「少なめ」や「ミニラーメン」があるので少食の方でも安心
良質な煮干しと利尻昆布 豚骨 野菜 削り節を使ったスープはじんわりと優しい
激熱のスープですがラード層は抑え気味なのでクドさはありません
永福町大勝軒をリスペクトした味ではありますがパンチよりもバランス重視がむらもとのラーメン
大黒屋製麺の多加水モッチリ麺は適度な弾力
スープをあまり拾わないけどそれが逆に麺を味わえる要素にもなってます
歯ごたえのあるメンマと柔らかく煮込まれた肩ロースも秀逸
36年の歳月を己の人生とダブらせて涙する一杯に感謝
ご馳走様でした<(_ _)>
チェの好み度( ..)φメモ
★★★★★★★★★☆