その噂を聞いたのは2月に入ってからでした・・・・

 

今年1月末で46年に歴史に幕を下ろした東陽町の末広

 

もう少し前に知っていれば・・ショックと後悔が入り混じった気持ちです

 

 

 

 

 

昔は昼間の3時間営業でしたが何年か前から夜営業だけになっていました

 

営業時間2時間半 しかも土日祭が店休日 都内屈指の短営業

 

夜にラーメンを食べない私にとっては敷居が高くなったのも事実

 

 

 

 

1階から店舗のある2階に続くこの階段を期待に胸ふくらませて上がったものです

 

 

 

 

階段をあがり突当たりにある円形テーブルが私の一番好きな場所でした

 

ここは相席テーブルなので私のような1人客の場合はほとんどここに案内されます

 

奥にある座敷と違い外光が入るので明るく写真がキレイに撮れるのも良い点

 

 

 

 

 

味噌叉焼メン 980円

 

黒塗りのすり鉢丼ぶりがトレードマークでした 

 

モヤシと挽肉と叉焼だけのシンプルな丼顔です

 

叉焼が早い時間に売り切れてしまい悔しい思いをしたことも何度かあります。。。

 

 

 

 

まずまっ先にスープの甘さがドンとくる

 

中ざらめ糖・三温糖・上白糖を味噌に混ぜているのは温度が下がっても甘さが変わらず旨みが継続するからと聞いたことがあります

 

白味噌ベースでニンニクや一味唐辛子の使い方が絶妙でとにかく美味かった

 

 

 

 

表面は滑らかですが強いコシのあるしっかりした麺も末広味噌の特徴でした

 

挽肉を絡めて食べると美味さが倍増しました

 

店主の修業先は「味の三平」ですが創意と工夫で独自の進化を遂げたのは間違いない

 

 

 

 

 

オーブンで1時間 じっくり焼かれた叉焼は肉の旨みがはんぱなかった

 

特に叉焼の耳の部分が入っていた時は狂気乱舞しました

 

ここの部分は味がめちゃめちゃ浸み込んでいて最高に美味かった

 

 

 

 

 

ここでスープを残したことは一度も無い とにかく最後まで尾を引く味わいです

 

つい先日のこと お店の前に行くとなんと土屋店主が店舗の後片付け中!

 

思わず声をかけさせていただきました

 

そこで土屋店主から聞いた感激の一言

 

「まだ身体も動くのでどこかでやりたいと思ってます」

 

震えました。。。

 

 

期待しています!

お疲れ様でした<(_ _)>