そいつは・・中州からやってきた。
不敵な笑いを浮かべながら、中州からやってきた。
そして、こう言った
「東京人には博多のラーメンは作れんけん!」
ムカついた
駄菓子菓子、博多に2年以上も住んでいたチェも
そんなムカつく奴を連れて行ったのは、
事務所から近い浅草橋の「とんこつラーメン荻」
博多の人間でも安心して連れていける稀有なお店だ。
写真に写っている背広姿の方と、奴は無関係。
ブラックスーツでグラサンの奴は、とても堅気に見えないので
券売機の前で、恐れている通りの事がおきた。予想はしていたが・・
奴「替玉100円!まぢか!?」
チェ「東京じゃ普通だよ、文句言うな」
奴「そ~じゃなか!そんでからよかと?」
チェ「あのな・・博多の一風堂も替玉100円じゃね~か!」
奴「そうやったか・・」
ラーメンと替玉&ご飯(明太子付)のセットをポチッとな・・
奴も「ほ~!」と一言。
麺は博多から空輸している。
博多麺と言えば「トリオ製麺」なのだ
二人とも「ハリガネ」で注文。
茹で時間は約10秒。
カツンとくる麺がマイルドな豚骨スープを見事に吸い上げる。
豚骨臭はほとんどしないが、骨の髄まで溶け込んだスープは
マイルド&スムース。
奴は無言で食べているが、驚きの表情は見て取れた。
ご飯の上の明太子も、九州から持ち込んだもの。
なんちゃって明太子とは訳が違う。
チャーシューは絶対に博多よりも美味い。
博多はチャーシューにあまり拘らないからね。
あっという間に替玉を追加。
今度も「ハリガネ」だ。
最初にスープに入ってきた麺よりも明らかに硬い。
これはどこで替玉をしても同じ結果となる。
最後に奴はニヤッと笑って
「ありがとうな。気をつかわせたね。。」
これでの仕事は終了だ。
満足してくれてホッとした。
あとは奴と早く離れることに専念 爆w
東京都台東区浅草橋4-4-5
交通:JR浅草橋駅or秋葉原駅
営業:【月~金】11:30~14:00 17:30~20:00
【土・祝】11:30~15:00
定休:日曜
写真:替玉セット800円(替玉+白飯+明太子)