外国に住んでいる娘のために、
日本の食材や本、生活用品等を小包にして送ってくれるようなことは、
普段から一切しない人です。
自分の意志で外国に住んでいるなら、
(まあ、政治的に迫害されてスイスに来たわけじゃないからね....)
その土地の言葉をきちんと話して、読んで、書いて、
その土地で生産されているものを美味しく食べて、
その土地で手に入るものを着て暮らしなさい!
ということのようです。
だから、母が差出人の小包が届いたときは、
本当に驚きました。
中身はなんと、
私が赤ちゃんの時に使っていた服とタオルでした。
それにしても、
ベビー服のデザインって何年たっても、
あまり変わらないものなのね。
小さなバラやサクランボのプリントなんて、
今でも女の子用のベビー服の定番ですものね。
おくるみにも使える正方形のバスタオルには、
ゾウさんとウサギさんが仲良くチューリップ畑を散歩している
様子が描かれていました。
似たような柄のバスタオルを、
スイスのお店でも見たような気がします。
「私のベビー服なんて、よく残っていたわね」
と母に言ったら、
「引越の準備で屋根裏を整理していたら出てきたのよ」
という答えが返ってきました。
そっか....。
今年の4月に両親の引越がなければ、
こんなにタイミングよく出てこなかったかもしれなかったのね。
偶然出てきた物だって言っているけれど、
匂いのない優しい洗剤で洗って、
ちゃんとアイロンまでかけてスイスに送ってくれた母。
お母様、
孫が生まれるというだけで、貴女の性格がこんなにも変わるなんて、
娘の私は、想像したこともございませんでしたわ。