■平和へ続く一日

 

 

ただ静かに、いつもと

変わらない日常が

 

 

そこにあることの

ありがたさと

奇跡を思う。

 

 

終戦の日。

 

 

 

母校である中学と

高校の間にある坂道。

 

 

四半世紀過ぎても

変わらない懐かしい景色です。

 

 

8月15日が何の日か

知らない人が

ずいぶんと増えたそうです。

 

 

私の学生時代は

お盆になると戦争に関する

ドラマやドキュメンタリー番組が

たくさん放送されていました。

 

 

最近はあまり目にしなく

なりましたね。

 

 

今日は79回目の終戦の日。

 

 

あの大戦からまだわずか80年しか

経っていないのかと思いました。

 

 

それなのに、人は学ばない生き物ですよね。

世界の各地で紛争は続き

子どもたちが巻き込まれ

無くならなくていい命が

今日もどこかの空の下で失われる。

 

 

この時期になると

祖父の戦争体験を

祖母や叔母、母から

よく聞かされました。

 

 

目の前の軍艦が攻撃を受け

九死に一生を得た話や

 

 

砂糖がない時代の

おはぎの思い出、

復員時の出来事などを通じ

 

 

子ども心に、戦争の怖さ、

悲惨さ、平和な日々への

感謝など、様々な想いに

包まれたものでした。

 

 

何よりの反戦行動は

こうして伝え続けること、

風化させないこと。

 

 

この静かな空が

この先も続いてゆきますように。

 

 

いつまでも穏やかなままで

ありますように。

 

 

祈りと感謝を込めて

書き留めておこうと思いました。

 

 

*音が出ます、ご注意ください